Berkeley

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ローレンス科学館

2009年03月19日14:58

今日も爽やかないい天気でした。

今日は同僚と、大学のFaculty Club でランチを取った後、学内バスを利用して、キャンパスの山上のほうにあるローレンス科学館(Lawrence Hall of Science)とカリフォルニア大学植物園を訪れました。

ローレンス科学館(写真左)は、UCバークリーのノーベル賞物理学者、アーネスト・オーランド・ローレンス(Ernest Orlando Lawrence 1901‐1958)にちなんでつくられた子どもの科学教育のための施設です。彼は、サイクロトロンを開発し、バークレー放射線研究所 所長として、数々の人工放射性元素の発見に貢献しました。また、第二次世界大戦中はあの「マンハッタン計画」に参加したことでも有名です。

この教育施設は、以前ぼくが「潜入」に失敗した「ローレンス国立研究所」のさらに上にあって、研究所を見下ろすことができます。真ん中の写真の左 に見えるのが、「Advanced Light Source」と呼ばれる、おそらく研究所の中心部に位置する施設です。わざと、春の花といっしょに写真に収めました。

それにしても、バークリーは、平和運動のメッカであり、核開発のメッカでもある、何とも変なところです…。

「科学館」には学校へ行く前の小さな子どもたちがたくさんやってきていて、楽しく遊んでいました。大学や研究所がこういうことにお金をつかうというか、気をつかうのは、本当に余裕を感じます。館内には、ノーベル物理学賞の実物も展示されていました(写真右)。

先日のニュースでは、今ここで「核融合」の研究が進んでいて、数十年後の人類の条件を根底から変えてしまうかもしれないとのことでした。技術的に 難しいと言われていた「核融合」ですが、レーザーを用いることで新しい可能性が開けたというようなことを言っていました。まったく、原爆の時と同様、ここ から世界が変わってしまったとしたら…。

またUCバークリーでは皆知っていることですが、オバマ新政権は、この研究所のやはりノーベル賞物理学者である Steven Chu 氏を、エネルギー省長官に迎え入れました。オバマ政権は、たくさんの「geeks(オタク)」を政権スタッフに据えていることでもよく話題にされますが、 私のテーマである「エネルギーと政治」という観点からは、今ここに自分がいることの意味がどんどんと浮かび上がってきて、武者震いが起こるほどです。

それにしても、大学の中に、美術館・博物館・植物園、そして子どものための科学館まで備えているなんて。ことばがありません。