経営学科
経営情報学部

経営学科
最強の学び IT(情報技術)を活かした経営学
混沌とした社会・経営問題を発見し、解決できる。
経営学科では「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」という4つの経営資源のマネジメントについて学ぶことで、多種多様な経営問題を解決できる人材、地域で活躍できる人材を育成します。
■目指す職業
[商品企画・開発職][総務・経理・人事職][公務員][金融機関職員][出版・印刷・広告][会社経営者・起業家]など
Zoom Up! Curriculum
多彩なカリキュラムの中から、その一部を紹介します。
経営戦略論
全ては『計画通り・・・』
現代社会はスピードが速く、明日のことも予測できません。しかし経営戦略は、現代社会の地図になります。地図を手に入れ、全ては『計画通り・・・』。魅力を感じた方は、もう経営戦略の計画にハマっています。
管理会計論
会計情報を利用し経営を改善するヒントを発見する
管理会計は「経営に役立つ会計」のことです。この授業では、会計情報を利用することによって、将来の予測、利益を生むために必要な売上の測定、複数の案から最善の案を選び出す方法などを学びます。
起業論
社会をよりよいものにするために
組織の中で、問題意識を持ち新しいことに挑戦することで既存の社会をよりよく変革していきます。問題発見、解決をし、変革するためのビジネスプランを策定します。そしてプレゼンテーション力を身につけます。
経営シミュレーション
経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)の流れを再現
経営資源の流れを対象に、問題(混雑、滞留、渋滞など)を発見し、構造化し、解決する能力を養います。実際には、シミュレーション技法を用いて流れを再現することで、問題の解決への糸口を見出します。

経営学科ゼミナール紹介

今井 裕紀 ゼミナール
今井裕紀 講師・博士(技術・革新的経営)
企業は人でできている。
人の心理や行動から組織の課題を解析
経営学の中でも、組織における人の行動や心理を探る「組織行動論」が専門。現在は、働いている人の心理に焦点を当て、正規雇用と非正規雇用の違いによって、ストレスがどう変わるかを研究しています。講義では「企業倫理」「中小企業論」、今年から「組織行動論」を担当し、コーポレートガバナンスとは何か、日本で圧倒的に多い中小企業にはどんな経営課題があるのか、働く人が満足できるマネジメントとは?などを、具体的な例を挙げながら解説していきます。私自身、メーカーの人事職として新人研修も担当していたので、経験を織り込みながら、学生が企業人となった時に役立つような内容を伝えていきたいと思っています。
ゼミでは、ディズニーランドの戦略やチケットの転売について、コロナ禍で観光に行きたいかなど、学生自らが、興味ある身近なところからテーマを設定し、取り組んでいます。企業は、人でできています。経営だけでなく、人の行動や心理に興味がある人も、ぜひ、研究室に来てください。一人ひとりの関心や疑問を、社会課題や経営課題に結びつけて、考えていきましょう。

藤田 美幸 ゼミナール
藤田美幸 准教授・博士(経済学)
ITで健康、スポーツ、
マネジメントをつなげ「共創」へ
健康、スポーツ、マネジメント。これをIT(情報通信技術)で結びつけるとどんなことができるのか、地域とITをつなげて健康を実現するとしたら、そんなテーマを、学生と一緒に「実践的に」考えていきます。講義でも、「起業論」では起業家精神を育成するとともに、企業のデータをもとにどんなビジネスプランが作成できるか、その発表まで持っていきます。卒業後、社会人として企業や組織から求められるであろうことに対して、どう考えていけばいいのかというベースを養っていきたいと思っています。また「マーケティング」の講義では、変わらない本質を抑えつつ、ITによってどう変わりつつあるのかを、現代に即しながら考えていきます。ゼミでも授業でも、大切にしたいのは「共創」の考え。今や企業も、消費者とともに、一緒に価値をつくり上げていく時代です。しかも人間には、万能に見えるAlではできないことができる。それは未来を考え、創造すること。過去データから何かを類推するのではなく、来来を創り出すという人間本来の意思や能力、可能性を拓いていくようなテーマを設定し、深めていきたいと思っています。
経営学科 教員紹介
経営情報学部(共通)
地域経済、情報社会の将来を担う人材を新潟で育成します。
地域経済、情報社会の将来を担う人材を新潟で育成します。
学際系の学部として人間中心社会の経営と情報の両方を学びます。
AI時代において経営分野や情報分野で活躍できる人材を育成します。

経営情報学部の学び
経営情報学部では、実学志向で効率的かっ効果的な企業経営の仕組みを学びます。
経営学領域では、経営戦略、マーケテイング、組織、会計などを修得します。
情報学領域では、情報の収集、加工、分析、発信などの基本を修得します。

卒業時の人材像(3つの力)





地域連携(産官学)
新潟国際情報大学は、地域と共により良いまちづくりに貢献します
留学(夏期セミナー)
2・3年次を対象に、約4週間にわたりカナダのアルパータ大学で実施されます。生きた英語と最先端の情報産業を学ぶことができます。
9つの資格を授業でサポート
経営情報学部は学問的に高度なレベルを追求するだけでなく社会に必要なスキルも磨きます
9つの資格で授業をサポート
経営情報学部では、学問的に高度なレベルを追求するだけではなく、社会に必要なスキルも磨きます。会社員や公務員、自営業など、卒業後の社会人生活において役に立つ資格取得やビジネススキルなどに対応した教育を行っています。
経営学検定
●経営学入門
●経営組織論
●経営戦略論
●経営管理論
●マーケティング
●人的資源管理
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
●情報処理演習入門[スペシャリストレベル(一般)に対応]
●情報処理演習M[エキスパートレベル(上級)に対応]
ITパスポート
●基本情報処理演習1
●基本情報処理演習2
ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定
●FP特論1[3級前半に対応]
●FP特論2[3級後半に対応]
TOEIC
●英語
日商簿記検定試験
●簿記基礎[3級に対応]
基本情報技術者試験
●情報とコンピューテイング
●基本情報処理演習1
●基本情報処理演習2
ビジネス会計検定委試験
●財務会計論[3級に対応]
情報セキュリティマネジメント試験
●情報セキュリティ
講義で楽しさを知り、FP2級を取得
佐藤 梨緒 4年(新潟県立新潟江南高等学校卒業)
在学時取得資格 ファイナンシャルプランニング(FP)技能検定2級
「将来、金融系の仕事を志望するなら、FP2級を取得しておいた方がいい」と先生から言われたのをきっかけに、資格取得の勉強を始めました。初めは受け身の姿勢でしたが、FP特論という講義を受けてみると、FPという仕事の内容に興味が湧き、勉強が楽しくなったので、2級を取得したいという気持ちが強くなりました。FP特論では3級の内容を勉強しますが、3級の範囲も2級の試験でよく出題されるので、とても役に立ちました。難しいところも多かったのですが、毎回、コメントカードが配られ、そこに質問を書くと、次の講義でていねいに解説してくださるという進め方のおかげで、スムーズに勉強を進めることができました。

初年次必修科目
経営情報学部の1年次では経営学と情報システムの両方をバランスよく学びます
■ 基礎ゼミナール1・2
15人程度の少人数のクラスでチーム作業などを行い、大学の学びで必要となる基礎的な能力を養います。
■ 経営学入門
はじめて経営学に触れる学生が興味をもって学べるよう、基礎的な知識をわかりやすく解説します。
■ 情報システム
生活に身近な事例を取り上げて、社会や企業の人間活動とのかかわりを重視しながら、情報システムについて考えます。
■ 経営情報論
企業活動の仕組みを理解し、企業の中での情報活用の方法と経営情報システムの動向を学びます。
■ 統計学
さまざまな情報があふれている中から意味のある情報を抽出して、その特徴や傾向を把握するためのテクニックや知識を学びます。
■ 情報処理演習入門
社会で必要となるワード・エクセルの基本操作・活用方法を学びます。
■ 数学基礎
経営情報学部では、大学の学びにスムーズに移行できるように、数学の基本的な知識を学ぶための授業科目である「数学基礎」を設定しています。
新入生ガイダンス時に習熟度確認テストを行い、数学が苦手な学生を対象にして開講するもので、丁寧に基礎から学べるので数学が苦手な学生も安心です。
国際社会に対応した英語教育
1年次から3年次までの継続的な英語学習の積み重ねによって、「使える英語力」を身につけることができます。
個人の習熟度に合わせて、読む・話す英語、基本的な英文法を学びます。
英語は1年次から3年次までの間、個人の習熟度に合わせてクラスを編成し、読む・話す英語、基本的な文法を学びます。さらにカナダ・アルバータ大学での夏期セミナーで生きた英語に触れたり、TOEICを通じて習得した英語力を試したりすることができます。
読む Reading
現代社会のさまざまな話題を読み、基礎的な英語読解力の向上を目指します。
1年次 英語1A、英語2A
2年次 英語3A、英語4A
3年次 英語5A、英語6A
話す Speaking
外国人教育による授業で、英語コミュニケーション能力の向上を目指します。
1年次 英語1B、英語2B
2年次 英語3B、英語4B
文法 Grammar
基本的な英文法を習得することによって、英語で読み、書き、話す能力の向上を目指します。
1年次 英語1C、英語2C
夏期セミナー カナダ留学
カナダへの留学で、生きた英語と最先端の情報産業を体験します。
2・3年次 情報英語/北米社会と情報
※2年次か3年次のどちらか1回になります。
学外実習
学外実習を通じて、得た知見や経験をもとに、専門分野での知識向上、学習意欲の向上を図っていきます。
働くことで、今何をすべきかが見えてくる。
3年次の夏期休暇、国際学部は「インターンシップ」として、また、経営情報学部は「学外実習」として、選択授業で新潟県内を中心とした企業や自治体での就業体験を行います。働く現場を実際に体験することは、それぞれが目指す職業や適性を考えられる貴重なチャンス。同時に社会人としての責任の重さや心構えを育てます。この体験がその後、卒業までの学修モチベーションを大きく高め、就職への夢をより具現化してくれます。
学外実習
手応えと課題が明らかに
石橋 正教
4年(新潟市立万代高等学校卒業)

私はITサービス会社の学外実習に参加しました。IT業界の仕事に興味があり、これまで大学で学んできたことを、どこまで活かすことができるのか、試してみたいと思ったからです。実習では、運用部の業務体験としてサーバーの構築や動作確認、開発部による「SQL」、「C#」などプログラミングの演習という主に3つを行いました。サーバーの構築や動作確認では、サーバーOSのインストール、Windowsの初期設定など、普段は体験できないことをさせていただき、とても勉強になりました。SQLの演習では、テーブル上に存在するデータの探索やデータの更新などSQLの基本的な操作を学び、練習問題に取り組みました。さらにC#の演習では、Visual Studioを用いて、名前を表示するフォーム画面の作成といった基本から、予約システムの作成という応用まで、幅広く学びました。講師の方が本学のOBでもあったことから、就職活動のアドバイスや大学時代の経験など、いろいろお話を聞くこともできたのも貴重な体験でした。手応えとしては、基本的な演習こそ、大学で学んできた知識もあってスムーズに行えましたが、より実践的な演習では、分からないことが多く、まだまだ勉強不足であることを改めて実感しました。今回の学外実習は、lT企業の仕組みを学び、プログラミングなどの体験ができただけでなく、自分に足りないものを知るいい機会になりました。実習で学んだことを忘れずに、今後の活動に活かしていきたいと思います。
卒業論文
卒業論文は研究ゼミナール/卒業研究での活動を中心とした大学4年間における勉学の集大成です。
経営情報学部では卒業論文の提出が必修となっています。
学生は研究ゼミナール/卒業研究で自分の取り組むべき課題を明確にしつつ、教員の指導を受けながら研究に取り組み、その成果を卒業論文としてまとめ、発表します。
①指導教員の選択

2年次後期中に研究室訪問を行い、指導教員を選びます。
②研究課題の設定、取り組み

3・4年次の研究ゼミナール/卒業研究において研究課題を設定し、研究を進めます。
③卒業論文の執筆と発表

研究成果を卒業論文としてまとめ、卒業論文発表会で発表します。