国際学部・瀬戸ゼミがラオスへのスタディーツアーを実施しました

 2026年8月15日から8月23日に、国際学部の瀬戸裕之准教授は、3年のゼミ生4人を引率して東南アジアのラオスを訪問し、①開発途上国の政治・経済状況を理解し、②日本と東南アジアの関係を学び、③現地の学生たちと交流するための「ラオス・スタディーツアー」を実施しました。本学国際学部は、2026年2月9日にラオス国立大学法律政治学部との間で、学生交流、教員・職員交流、共同研究を内容とする学術交流協定(MOU)を締結しており、本スタディーツアーは、MOUに基づく交流活動の一環として実施されました。

 現地では、提携先のラオス国立大学法律政治学部を訪問し、学部長からラオスの大学教育の現状についてお話を伺ったあとに、学生との交流を行いました。また、ラオスの立法機関である国民議会を表敬訪問し、国民議会の発展の歴史について学びました。在ラオス日本国大使館の表敬訪問では、大使館員の方々から現在のラオスの政治・経済の状況と課題について詳しくご説明をいただきました。

 また、日本政府の援助がラオスの発展のためにどのように貢献しているのかを学ぶために、国際協力機構(JICA)ラオス事務所を訪問し、職員の方々から日本政府がラオスに対して幅広い分野で援助を行っていることや、ラオスで働くことの魅力についてお話を伺いました。その他に、具体的な支援活動を学ぶために3つのプロジェクトを訪問させていただきました。JICA法の支配発展促進プロジェクト(J・ROL)の事務所では、プロジェクトを実施している法律専門家の方々からラオスで法律を整備することの重要性や課題について教えていただきました。JICA水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU)の事務所では、専門家の方々からプロジェクトの概要についてご説明をいただいた後に、プロジェクトサイトであるチナイモー浄水場の内部の様子を見学させていただきました。JICAが支援して設立されたラオス日本センター(LJI)では、所長と専門家から日本語教育をはじめとする文化交流活動や若手ビジネス人材の育成活動の概要について説明を受けたほか、実際の活動(経営塾)の様子を見学させていただきました。

 その他に、日本とラオスの経済分野での交流を理解するために、技能実習生として日本にラオス人労働者を送っている送り出し機関を訪問しました。機関では、副取締役社長からラオス人労働者の日本への渡航前の日本語教育や事前研修の状況と課題をご説明いただきました。また、ラオスに進出して活動している日系企業を訪問し、ジェネラルマネージャーからラオスに進出した経緯や現地で活動するうえでの課題についてご説明をいただいたほか、工場内の生産ラインの現場を見学させていただきました。

 今回のラオス・スタディーツアーは、参加した学生たちにとって、ラオスで活動する機関や専門家の方々のご活躍やご経験など、日本(新潟)ではあまり知ることができない貴重な情報を学ぶ機会になりました。学生たちが本ツアーを通じて学んだ知識や経験については、学生たちが大学祭などでパネル発表するなど、学内で普及宣伝する機会を設ける予定です。今後も、このようなスタディーツアーを継続していきたいと考えています。

ラオス国立大学法律政治学部訪問

 ソムデート・ケーオヴォンサック学部長を訪問し、ラオスの大学教育の状況についてご説明をいただきました。

ラオス国立大学法律政治学部の学生との交流

 ラオス国立大学の学生(5人)とお互いの国の文化について意見交換を行いました。

JICA法の支配発展促進プロジェクト訪問

 山下拓郎専門家、石﨑明人専門家、富田倫史専門家からプロジェクトに関するご説明をいただきました。

在ラオス日本国大使館訪問

 古賀俊行参事官、西本太専門調査員からラオスの政治・経済に関するご説明をいただきました。

JICAラオス事務所訪問

 鈴木友理所員(ガバナンス、総務担当)、スーサダー所員(広報担当)から、ラオスへのJICAの支援やラオスで働く意義についてご説明をいただきました。(摂南大学、神戸大学、ラオス日本センターの先生方・学生さんと合同)

JICA水道事業運営管理能力向上プロジェクト訪問

 木下雄介専門家、園田圭祐専門家、越智龍太専門家からプロジェクトの概要についてご説明をいただきました。(ラオス日本センターの先生方・学生さんと合同)

チナイモー浄水場見学

 JICA水道事業運営管理能力向上プロジェクトの支援対象であるチナイモー浄水場の中を案内していただきました。

ラオス日本センター訪問

 米山芳春所長、関千種専門家からラオス日本センターで実施されている日本語教育、文化交流事業、ビジネス人材育成に関する活動についてご説明をいただきました。

ラオアジアエンプロイメントサービス訪問

 中島一穂副取締役社長から、会社が行っている日本語研修や派遣前の事前研修についてご説明をいただき、語学教室を案内していただきました。

EPOCH TOYS(LAO) Co., Ltd. 訪問

 サイサナ・シーカンサイ ジェネラルマネージャーから、ラオス工場での生産体制や人材育成の課題についてご説明いただき、工場内を案内していただきました。