伊村 知子 講師の論文が、英国科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されました
本学情報システム学科の伊村 知子 講師の論文が、チンパンジーの「空間認知能力」の研究で、英国科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されました。伊村講師は、京都大学霊長類研究所准教授らの共同研究グループで、ヒトとチンパンジーの視覚探索の能力を比較し、ヒトのようにチンパンジーも遠近法によって描かれた2次元空間から奥行きを知覚し、「地面」に沿った色の違いをすばやく検出することを発見しました。この発見は、地上を優先的に探索する能力が少なくともヒトとチンパンジーの共通祖先で共有されていた可能性を示唆するものといえます。
詳細は、京都大学霊長類研究所のサイトをご参照ください。
SCIENTIFIC REPORTSのサイトでは、原文がご覧いただけます。