平成23年度 情報文化学科卒業論文中間報告会を開催しました

 今年も卒業論文中間報告会が開催されました。情報文化学科の学生は卒業論文を作成していく過程で、中間報告を行うよう義務づけられています。論文の最終提出は1月の第2週です。中間報告会は、基本テーマを再確認し、足りないところやムダなところを明確にし、軌道を修正して、ラストスパートへ向け掌をぎゅっと握りしめるための、大切なイベントになります。今年の報告者は110名でした。国際研究や文化研究、日本研究など、テーマごとに9つの教室に分かれ、朝10時から夕方16時まで、まるでひとつの小さな学会であるかのように報告会は進められていきました。 オーディエンスにはコメントを求める用紙が配布され、テーマは明確か、プレゼンは分かりやすいか、先行研究や一次資料はきちんと調べてあるか等、いわば通信簿がつけられ、あるときは厳しい、あるときはやさしいコメントが付されました。

 中間報告会を取り仕切ったのは、今回もまた3年生スタッフでした。総勢40名、素晴らしい働きでした。来年は彼ら彼女らの番です。4年生が報告し、3年生が運営するこうした毎年の積み重ねが、本学の伝統の一端を創り上げていってくれるものと、確信しています。