新潟県立巻高等学校と高大連携事業の夏季特別セミナーを開催しました
本学では、新潟県立巻高等学校との高大連携協定に基づき、8月1日(金)に夏季特別セミナーを開催しました。本セミナーは、大学の教育資源を活用し、高校生にデータサイエンスとAIの基礎を体験的に学んでもらうことを目的としたものです。
当日は、巻高校の1・2年次生計31名が参加し、本校みずき野キャンパスにて2部構成のプログラムが実施されました。第1部では、情報システム学科の近山英輔教授による「データサイエンス・AI入門」と題した講義が行われ、地域経済データの可視化ツール(RESAS)やチャットボット(Gemini Flash等)を用いた演習を通じて、AI技術の基礎と応用について学びました。
第2部では、国際文化学科の佐々木寛教授が担当する「世界理解のための対話ワークショップ」が実施され、国際交流ファシリテーター推進員と大学生ファシリテーター11名も加わり、講義で使用したAIを活用しながら、世界の諸問題について対話を通じて考察を深めました。高校生たちは、大学生との交流を通じて多角的な視点を得るとともに、AIとの対話を通じて新たな発見を得る貴重な機会となりました。
参加者全員には修了証が授与され、今後の学びへの意欲を高める有意義なセミナーとなりました。今後も本学では、地域の高校との連携を通じて、次世代を担う人材の育成に貢献してまいります。

第1部の様子

第2部の様子①

第2部の様子②