ペトロナス工科大学での認知実験

 経営情報学部経営学科藤田晴啓教授は7月28日から31日までの4日間、提携校であるマレーシア・ペトロナス工科大学の、巨大な図書館のホールに特設ブースを設置しました。そこで、縄文土器土偶のホログラム認知実験を、6台のHoloLens2を同時に使用して、153名の同大学生に対し行いました。この実験は協力関係にある同大学講師が住友財団基金に応募して、採択されたもので、藤田教授が同時に日本の科学研究費補助金に応募して採択されたプロジェクト研究と全く同じ内容です。本学では6月下旬から4週間かけ5名の教員のゼミナール生154名を対象に全く同じ実験を行いましたが、マレーシアでは7月最終週に学期授業が終わり定期試験となるので、この4日間に集中して実験を行いました。本学へのインターン生Lu Hou Yang氏、藤田晴啓ゼミナール4年生榎本颯耶氏と広沢涼氏が2台ずつのHoloLens2の操作を担当しました。実験データ解析はこれからですが日本とマレーシアの学生の生活文化・環境の違いにより、異なった認知結果がでるかもしれません。