*カウント開始:2006年10月14日(金)
大学生活にとって、ゼミというのは大変、重要です。仲間との触れ合いの中で“自分”が見えてきます。 私自身もそうでした。いろいろ考えて選択してください。皆さんが“考える”お手助けが出来たらと思って います。特に私のゼミを希望していなくても、ゼミ選択について、大学について、仕事について、生き方に ついて、どんな質問でも、出来る限りお答えします。
水曜日1・2限に354教室で卒業研究1を開催しています。ゼミとはどういうものか雰囲気
はつかめると思います。クルマ買うとき、試乗しませんか。ゼミが大学生活の大きな部分をしめるとするなら
ば、高級車並の買い物ではないでしょうか。ぜひ一度、ご見学ください。配布プリント等の都合があるので事
前に連絡、お願い致します。
11/1日の2時限は出張のため休講します。1時限は行ないます。
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述べ人数だと11/2日現在で研究室訪問22名、ゼミ見学21名、計43名とかなりの人数に見えます。しかし実は、研究室訪問とゼミ見学 の人数はかなり重なっています。また複数回訪問してくれた方も少なくありません。多くの方がご希望なさているというよりは 熱心な一部の方がご希望になっているというのが今年の傾向です。ご自身の「やりたいこと」「卒論」「就職・進学等」とゼミの 内容等が一致した人にご希望いただき、そしてぴったり定員だと幸せなのですが...
希望人数が定員を超えた場合、各自の研究計画によってゼミ生を選ばせていただきます。小宮山ゼミをご希望の方は配属申請の際の提出書類の志望動機欄に必ず、研究計画をお書きください。詳しくは以下の「研究計画について」をご覧ください。。
小宮山ゼミ論文論集が本学図書館にあります。ぜひご覧ください。
13名が小宮山ゼミを第一志望していただきました。定員10名ということで残念ながら3名の方にはご遠慮いただきました。大変心苦しく感じております。お約束どおり、志望動機の研究計画で選考致しました。力作が多く、大変楽しく拝見致しました。わずかに「問いを見つけ出す構想力」・「仮説の独創力」で差が見られ、それを基準に選考致しました。ご縁がなかった方も大変、力作でした。ご縁があったゼミできっと大活躍し、また将来の希望をかなえられると確信しております。
20名の皆さんにご訪問いただきました。また6名の方にゼミの見学に頂きました。皆さんの自分の人生について、真剣に考え、選択しようとしている様子を拝見させていただき、未知の世界に向って“冒険する心”を分けていただいた心地です。ありがとうございました。わずかな面接時間でしたが皆さんの今後の選択にお役に立てば幸いです。またオフィスアワーにはお気軽にお立ち寄りください。
研究計画の変更は構いません。しかし常に研究計画を持っている方が大学生です。 用紙の欄が足りない場合はその旨を志望理由欄に書き、別紙をゼミ申請用紙の締め切り までに小宮山に提出してください。提出先は事務室レポートボックス【小宮山】です。 現時点で身につけている以下の4つの能力を総合的に評価します。
研究計画書に書くことは以下のとおりです。以上の能力が読み取れるように具体性とそして論理の一貫性に気をつけて書いてください。
註:仮説の正しさを示すことはきわめて難しい。ライバル仮説と比較しライバル仮説より、自分の仮説の方がデータに適合的であることを示すことで結論付ける。それぞれの仮説から異なる結果が予測される場合について観察・実験することでどちらの仮説が正しいか判断する。チャールズ・A・レイブ,ジェームズ・G・マーチ(佐藤嘉倫[ほか]訳)『社会科学のためのモデル入門』(ハーベスト社 1991年)の第1〜3章が大変、参考になります。
例1(ちなみに私の卒業論文です)
私は「なぜ現代日本において自殺者の割合に地域間格差があるのか」という問いについて研究したいと考えている。E.デュルケームの『自殺論』において世帯人員が多い地域では自殺が少ないという命題が述べられている。しかし現代の日本ではむしろ世帯人員の多い地域は自殺が多い傾向にある。「家族が自殺を促進する」という仮説の検証を試みたい。
医療機関の充実度の違いや気候、疾病率等の要因を指摘した既存の仮説と対比するために47都道府県の年齢調整自殺率を従属変数とした重回帰分析を行う予定である。家族が自殺を促進するという仮説はすでに提示されているが、私の管見では多変量解析を用いた世代ごとの検証は未だなされていない。自殺研究の疫学的知見として社会的意義がありさらに社会学における自殺理論の検証という意義が見出せる可能性があると考えている。
先生の「総選挙における投票率の説明」(1989年『社会学評論』Vol.40 No.2:166-179頁)を読みました。検証方法・既存の研究の整理の仕方、分析結果から結論を導き出す方法、結論と研究意義の結び付け方等、大変、研究の参考になったため、〇〇ゼミを志望致しました。
例2 2001年の卒業論文(図書館で読めます)
私は「近年日本で行われ始めた幼児教育の方法である自由保育は、幼児の協調性を損なうのではないか」という仮説について検証したい。自由保育に対し疑問を投げかける研究は見当たらない。しかし自由保育によって協調性が失われるとしたら、今後一層、現在、問題となっている学級崩壊・いじめ等が増えることが予想される。比較的自由保育の導入が進んでいる幼稚園とそうでない幼稚園とで協調性を計り、検証したい。なおさらに年齢・家族関係等の影響も検証したいと考えている。
先生の「不公平感の地域格差におけるマルチレベル分析の応用」(『紀要』中央大学文学部社会学科第10号 pp.199-213 2000)を読みました。 方法論的に大変参考になったので、先生のゼミを希望しました。
*講義概要に2005年度の研究の例を2つ掲載しました。そちらもご参考ください。
集まった皆さんの希望に応じて実施しています。
現在の4年次生は昨年、愛知万博、今年、瀬波温泉でした。
いまの三年生は、会津若松に行ってきました。
一緒に人々の行動・行為についてのなぞを解くことを楽しみましょう。研究計画の例2の彼も「締め切りに追われなければ、楽しい」と言ってくれました(賛成に一票...)。私も締め切りに追われがちな人生を送っているのですが、時間に追われず、時間を作れる人生をともに目指し、なぞ解きを十分に楽しみましょう。
少し書き落としがあります。近日中に改定します。同一企業に複数名が入社・内定している場合があります。特に多いのは県警で3名です。流通関係が多いのですが、なぜかコンピュータ関係も8名います。
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