鈴木 佑也 / Suzuki Yuya

鈴木 佑也

所 属

国際学部 国際文化学科

職 名

准教授

連絡方法

syuya@nuis.ac.jp

学 歴

2003年3月 上智大学外国語学部ロシア語学科卒業
2006年3月 東京外国語大学大学院地域文化研究課博士前期課程修了
2014年9月 ロシア国立芸術学研究所Ph. Dコース(準博士課程)修了
2014年9月 東京外国語大学大学院地域文化研究課博士後期課程満期退学

学 位

Ph. D(芸術学、ロシア国立芸術学研究所、2015年4月)
博士(学術、東京外国語大学、2016年12月)

職 歴

2014年10月~ 東京外国語大学非常勤講師
2014年10月~2019年3月 横浜国立大学非常勤講師
2015年 4月~ 朝日カルチャーセンター嘱託講師
2015年 4月~2020年3月 東京理科大学非常勤講師
2016年 4月~2019年3月 日本学術振興会特別研究員(PD・横浜国立大学)
2017年 9月~2018年3月 早稲田大学非常勤講師
2018年 4月~2020年3月 上智大学非常勤講師
2018年 4月~2020年3月 東京工業大学非常勤講師

研究分野

ロシア・ソ連建築史/美術史、表象文化論
主に1930~60年代のソ連における大型建築プロジェクトや都市計画、対外建築交流、政治と建築の相関性について研究している。

所属学会

日本ロシア文学会、スラブ人文学会

主要業績

著書

①(2021)『ソヴィエト宮殿 建設計画の誕生から頓挫まで』水声社

②(2021)横浜国立大学都市科学部(編)『都市科学事典』春風社(共著)

③(2019)沼野充義他(編)『ロシア文化辞典』丸善出版会(共著)

論文

①(2023)「1950年代半ばのソ連建築におけるニキータ・フルシチョフの言説をめぐって」『新潟国際情報大学国際学部紀要』第8号 pp. 47-70

②(2022)「一体何が今日の家庭をこれほどにまで変え、魅力あるものにしているか」1950年代末にソ連で建設され始めた集合住宅に関する一考察」『スラブ文化研究』第20号 pp. 29-54

③(2019)「ソ連建築界における新たな段階: 第 5 回世界建築家連合(UIA)国際会議モスクワ開催に関する考察」『スラブ文化研究』第16号 pp. 22-43

④(2017)「機能的都市と社会主義都市-近代主義建築と全体主義期ソヴィエト建築の相互関係の導入として」『アヴァンギャルドの知覚』東京外国語大学出版 pp. 56-76

⑤(2016)「1930年代から1950年代のソヴィエト絵画作品に見られる建築プロジェクト 『ソヴィエト宮殿』と I . スターリンの関係性」『声をさがしつづけて-和田忠彦先生退任記念論文集』東京外国語大学出版 pp. 259-276

⑥(2016)「建築プロジェクト・ソヴィエト宮殿の全体像と建設に関する研究:狂想と国 家を双肩に担ったモニュメント」東京外国語大学博士論文

⑦(2016)Советский павильон на всемирной выставке в Нью Йорке в 1939 г. : Советсий государственный стиль на основе взаимосвязи с американской архитектурой(1939年のニューヨーク万博におけるソヴィエトパヴィリオン:アメリカ建築との交流を基にしたソヴィエ ト国家建築様式について)// Разнообразие русской культуры 20-го века, Tokyo University of Foreign Studies, C. pp. 49-56

⑧(2015)「国家建築様式からの逸脱または跳躍-建築競技設計後におけるソヴィエト宮殿の「アメリカ化」」『スラヴ文化研究』第13号 pp. 47-69

⑨(2015)"From Inter-Collision to Transformation of the “National Architectural Style””: Suprematism and Soviet Art-Deco in the 1937 Paris International Expositions” Passagi corporei: percepire, scrivere, incarnare il mutamento, pp. 11-22 (Tokyo University of Foreign Studies)

⑩(2015)"The Transformation of the Soviet Architectural World in the Totalitarian Era through Contact with American Architecture” Tradition, Translation, Transformation, pp. 59-69 (Tokyo University of Foreign Studies)

⑪(2014)Конкурс на Дворец Советов 1930-х гг. в Москве и международный архитектурный контекст(1930年代におけるモスクワのソヴィエト宮殿競 技設計と国際建築の状況について)(国立芸術学研究所Ph. D論文)

⑫(2014)Формирование «нового стиля» в ходе разработки окончательного проекта Дворца Советов.(建築プロジェクト『ソヴィエト宮殿』の最終設計 段階における「新たな様式」の形成について)Вестник СПбГУ, вып. 4, C. pp. 126-139

その他

①(2022)「ソヴィエト宮殿という重力:『ソヴィエト宮殿―建築計画の誕生から頓挫まで』」『ユーラシア研究』第66号 pp. 51-54

②(2020年)「地震と社会主義リアリズム-ロシア/ソ連における建築と表象文化(2)」『不動産経済FAX-LINE』No.1264 不動産経済研究所 pp. 5-6

③(2019年)「自然災害と青銅の騎士-ロシア/ソ連における建築と表象文化(1)」『不動産経済FAX-LINE』No.1250 不動産経済研究所 pp. 3-5

④(2019)「現代日本写真が伝える眼差しの方法──「記憶と光 日本の写真1950-2000 パリ・ヨーロッパ写真館所蔵 大日本印刷寄贈コレクションより」モスクワ展」『artscape』 平成30年6月5日号 大日本印刷 http://artscape.jp/report/topics/10146545_4278.html