ボイドアプレット
このアプレットは、1980年代後半頃に、ロスアンジェルスのシンボリックス・コーポレーションの グレイグ・レナルズの作成した「ボイド」 を実装してみたものである。

参照:
          説明

ボイドアプレット

このアプレットは、1980年代後半頃に、ロスアンジェルスのシンボリックス・コーポレーションの グレイグ・レナルズの作成した「ボイド」 を実装してみたものである。

ボイドとは、鳥もどき(birdroid)の略であり、鳥の群れ をシミュレーションしたものである。 このシミュレーションにおいて興味深い点は、個々のボイドと呼ばれる鳥に以下の 簡単な機能を実装するのみで、実現したことにある。
ボイドについての説明は、「新潮社 『複雑系』 M・ミッチェル・ワードロップ 著 田中三彦+遠山峻征 訳」 により紹介されている。その中では、上の3つの規則の特徴は、そのどれもが「群れを作れ」 とは言っていないことである、と紹介されている。

レイノルズのボイドは上の規則を実装したといっているが、このボイドアプレットは 以下の規則を実装している
レイノルズのボイドとの違いは、ルール1はレイノルズのボイドでは、影響を受ける物体を「近隣」とは言っていない ことである。ルール2は同じである。そしてルール3を実装していない。ルール3は 「群れを作れ」という明示的な規則ではないが、このルールがあると群れが作られるのが自明なよう な気がする。よって、ルール3を外すことにした。


メインクラスは、ComplexApplet(extends Applet)です。

このAppletはIE5.0(5.00.2314.1003)、Netscape4.73のVirtualMachineにおいて動作確認済み (2000.07.20)
但し、Java1.2.2 Applet Plug-inを使用したほうが、明らかに処理が早い。
以下にIE用と、Netscape用のPlug-inを使用するHTMLを記述する。共に動作確認したVersionは上記と同じ物である。


------- IE 用 ----------------------------------------------
<OBJECT classid="clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93"
width="600" height="400" align="baseline"
codebase="http://java.sun.com/products/plugin/1.2.2/jinstall-1_2_2-win.cab#Version=1,2,2,0">
<PARAM NAME="code" VALUE="ComplexApplet.class">
<PARAM NAME="type" VALUE="application/x-java-applet;version=1.2.2">
<PARAM NAME="nodenum" VALUE="50">
<PARAM NAME="sleep" VALUE="50">
No JDK 1.2 support for APPLET!!
</OBJECT>
-----------------------------------------------------------
------- Netscape用 ----------------------------------------
<EMBED type="application/x-java-applet;version=1.2.2"
width="600" height="400" align="baseline"
code="ComplexApplet.class"
nodenum="50" sleep="50"
pluginspage="http://java.sun.com/products/plugin/1.2/plugin-install.html">
<NOEMBED>
No JDK 1.2 support for APPLET!!
</NOEMBED>
</EMBED>
-----------------------------------------------------------