矢口 裕子 / Yaguchi Yuko

矢口 裕子

所 属

国際学部 国際文化学科

職 名

教授

連絡方法

学 歴

1985年3月 法政大学文学部英文学科 卒業
1991年3月 法政大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程 修了
1994年3月 法政大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程 満期退学

学 位

文学修士(法政大学、1991年3月)

職 歴

東京医科歯科大学非常勤講師(1994年4月~2001年3月)
アメリカン大学パリ校客員研究員(2015年8月~ 2016年2月)
ニューヨーク市立大学客員研究員(2016年3月~ 2016年8月)

受賞歴

第3回女性学研究国際奨励賞(1996年7月14日)

研究分野

アメリカ文学、ジェンダー・セクシュアリティ研究。
アナイス・ニン、サム・シェパード等のアメリカ文学をジェンダー・セクシュアリティ研究の視点から再読・再評価する。

所属学会

日本アメリカ文学会、日本英文学会、日本女性学会、日本ヘンリー・ミラー協会、アナイス・ニン研究会

担当科目

ジェンダー論・文学・英語

主要業績

著書

①(2023)Critical Analysis of Anais Nin in Japan, Sky Blue Press.

②(2021)Anais Nin’s Paris Revisited: The English & French Bilingual Edition. rose wind-suiseisha.

③(2019)Twittering Machine of Paradise: Glimpses of Two of Anais Nin’s Japanese Daughters, 18-30. A Café in Space: The Anais Nin Literary Journal, Anthology 2003-2014. Sky Blue Press.

④(2019)『アナイス・ニンのパリ、ニューヨーク─旅した、恋した、書いた』水声社

⑤(2018)アナイス・ニン研究会編『近親相姦の家』『人工の冬』18-32.『憧れの矢』183-186.「アナイス・ニン ニューヨークの文学地図」189-190.「分身」「日本におけるアナイス・ニン受容」199-209.『作家ガイド アナイス・ニン』彩流社

⑥(2014)小林富久子監修「沈黙を歌う―マキシーン・ホン・キングストン『チャイナタウンの女武者』」249-262.『憑依する過去─アジア系アメリカ文学におけるトラウマ・記憶・再生』金星堂

⑦(2006)佐々木寛編「境界を吹く風―新しい女性表現と『慰安婦』問題」272-286.『東アジア〈共生〉の条件』世織書房

論文

①(2023)オノ・ヨーコのオリエンタリスト/フェミニスト・パフォーマンスーーCut PieceGet Back『AALA Journal』No. 28、pp. 23-31

②(2018)Singing Silence on the Planet with Maxine Hong Kingston’s, The Woman Warrior.『新潟国際情報大学国際学部紀要』Vol.3、pp.29-40

③(2014)Winter of Artifice: An Odyssey-Anais Nin’s Lost Work. A Cafe in Space: The Anais Nin Literary Journal、Vol.11、pp.32-40

④(2013)Anais Nin’s Buried Child: Translator’s Afterword to the Japanese Version of The Winter’s Artifice(the Paris Edition、1939).Nexus: The International Henry Miller Journal、Vol.10、pp.135-146

⑤(2009)「想像の父を求めて—『インセスト』論への前奏曲」『水声通信』Vol.31、pp.135-144

⑥(2009)「アナイス・ニン『人工の冬』パリ版という旅」『水声通信』Vol.28、pp.23-35

⑦(2007)「アナイス・ニンの「ジューナ」-『人工の冬』パリ版から」『新潟国際情報大学情報文化学部紀要』Vol.10、pp.57-60

⑧(2007)A Spy in the House of Sexuality: Rereading Anais Nin through Henry & June. A Cafe in Space: Anais Nin Literary Journal、 Vol.4、pp.22-34

⑨(2005)「ロマンティック・クィア-草野マサムネ ジェンダー試論」『新潟国際情報大学情報文化学部紀要』Vol.8、pp.39-50

⑩(2004)「アナイス・ニンの娘たち-冥王まさ子と矢川澄子のグリンプス」『新潟ジェンダー研究』Vol.5、pp.5-12

⑪(2003)Twittering Machine of Paradise─Glinpses of Two of Anais Nin’s Japanese Daughters. A Cafe in Space: Anais Nin Literary Journal、Vol.1、pp.106-117

⑫(2003)「性/愛の家のスパイ─Henry&Juneから読み直す Anais Nin」日本英文学会『英文学研究』Vol.80、pp.13-25

⑬(2000)「『パリ、テキサス』あるいは砂漠のロマンス」全国アメリカ演劇研究者会議『アメリカ演劇』Vol.12、pp.65-85

⑭(2000)The Imaginary Father. Anais: An International Journal、Vol.18、pp.46-60

⑮(1998)The Text That Is the Writer─Anais Nin’s Diary. Anais: An International Journal、Vol.16、pp.49-60

⑯(1994)「Sam Shepard, A Lie of the Mind―新しいイヴの歌」日本アメリカ文学会『アメリカ文学研究』Vol.32、pp.57-74

⑰(1994)「Sam Shepard, Fool for Love―カウボーイが女を愛する時」法政大学英文学会『英文学誌』Vol.36、pp.65-85

⑱(1993)Anais Nin: Another Woman Not in the Novels(Ⅱ)『法政大学大学院紀要』Vol.30、pp.55-74

⑲(1992)Anais Nin: Another Woman Not in the Novels(Ⅰ)『法政大学大学院紀要』Vol.28、pp.67-84