
留学Q & A
アメリカ生活について
- アメリカで4ヶ月生活するのにいくらかかりますか?
- 皆さんが学校に支払う留学費用には、寮での宿泊、1日3度の食事代が含まれていますので、基本的な生活費はほとんどかからないと言ってもかまいません。あとは、週末に外出したり買い物に行く時に使うおこずかいですが、人にもよりますが10~15万円もあれば充分でしょう。
- 治安はよいですか?
- ノースウェストミズーリ州立大学は、全米で4番目に安全な大学(ミズーリ州では1位)に選ばれたこともあり、治安は概していいと言えます。それでも2007年には、ちょうど本学からの留学期間中に、建学以来初めてという発砲事件がキャンパス内で起こりました。皆さんはアメリカでは外国人、しかもお金があって警戒心がないと思われている日本人ですから、自分の身は自分で守るべしと心得てください(必要以上に不安になることはありませんが)。
- スーツケースの大きさは?
- 大きなスーツケースひとつで充分です。23kg以上になると超過料金をとられますので要注意。冬物の衣料等は別に日本から送ってもらえばいいでしょう。ただし夏でも夜や冷房の効いた室内は寒いことがあるので、長袖の上着はもっていく必要があります。
- 荷物はどうやって送るのですか?
- 郵便局からEMSという国際郵便で送るのが一番早く安く安全です。1キロで2400円、10キロで1万4千円です。その他詳細は郵便局で確認してください
- 旅行に行きたいのですが…
- 週末および感謝祭の休日における外出・旅行については、ミズーリ、アイオワ、ネブラスカ、カンザスの4州に限り、事前の届け出を条件に認められます。届け出方法等詳しいことは事前研修で説明があります。
- 気候はどんな感じですか?
- 新潟と比べれば乾燥していますが、冬の寒さは新潟以上かもしれません。エアコンがあるので室内はまったく問題ありませんが、むしろ夏は冷房の効き過ぎで体調を崩さないよう注意しましょう。
- 盗難や事故にあった場合はどうしたらいいですか?
- これについてもやはり、日本人は不用意に荷物を道に置くなど、警戒心や緊張感が足りないと思われることが多いので、充分に注意してください。万一盗難や事故にあったら、ESLの先生に連絡し、指示に従ってください。
- 日本の電化製品は使えますか?
- 電圧が異なるため、日本の電気製品をつかうときは変圧器を持参する必要があります。また、最近は海外でも使える電気製品があるので、よく確認してください。
- カメラはもっていくべきですか?
- もちろんです。自分の思い出のためにも、また、帰国後全員で作る留学文集の資料としても、デジタルカメラを持参することをお勧めします。
- アメリカから日本に電話するにはどういう方法がありますか?携帯電話は必要ですか?
- 電話についてはいくつかの選択肢がありえます。
(1)日本から海外仕様の携帯電話をもっていく。緊急の連絡が必要な場合を考えるとこちらをお勧めしたいのですが、費用は最も高いです。
(2)アメリカのウォルマートでプリペイド式の携帯を買う。値段は50ドルほどと手頃だが、日本との通話はできません。
(3)日本との電話は国際電話カードを使う。10ドルで30~40分ほど話せます。
(4)スカイプ、メッセンジャー等のインターネット電話を使う。双方がソフトをインストールしていれば通話料はかかりませんが、外出時の緊急連絡には使えません。
いずれも一長一短があるので、よく考え、家族とも相談して決めましょう。
- 日用品はどこで買いますか?
- 学内の売店でも文房具やTシャツ等は買えます。近くのウォルマートまで学内から無料のバスが出ていて、ウォルマートでは日用品、衣料、食料等生活に必要なものは手に入ります。
- 日本からもっていくといいものは?
- デジタルカメラ、辞書、薬、携帯電話、クレジットカード、日本食(レトルトのご飯、みそ汁等)、自分自身や新潟、日本を紹介できるもの(写真、漫画、DVD等)、お土産(安くていいが日本的なものが喜ばれる。折り紙、絵はがき、手ぬぐい等)、シャワー室で使うスリッパ。
留学中の勉学について
- クラス分けはどのようにされますか?
- 留学後アメリカでクラス分け試験が行われ、2つのクラスに別れます。
- 授業は本学以外の学生と一緒に受けるのですか?
- どちらのクラスになるか、また、その年のESLのメンバーにもよりますが、上級クラスでは韓国、中国等からの留学生と一緒になることが多いようです。
- 授業についていけるでしょうか?
- ESLの先生方は、みなさんのような外国人に英語を教えるプロですし、明瞭に話してくださいますので、教室の外でルームメイトやお店の人が話す英語よりはずっと聞き取りやすいはずです。わからないときはわかったふりをして曖昧にうなずくのではなく、「わかりません」「もう一度ゆっくり言ってください」と意思表示しましょう。英語力が不充分だから勉強しにいくのですから、わからないことは恥ずかしいことではありません。ただ、先輩方の話によると、留学前にもっと勉強しておけばよかった、と思うことが多いようですので、語彙、文法、リスニング等日本でできるだけ力をつけてから行くことも重要です。
- ESLに日本人の先生はいますか?
- いません。アメリカやカナダ出身の先生方です。日本語もおわかりになりません。でも、皆さんはネイティブの英語にはCEPで親しんでいるわけですから、怖れることはありません。
- ESLでパソコンは使えますか?
- 教室では一人1台ずつパソコンを使って授業しますし、本学同様に個人個人にアカウントナンバーも与えられますので、ログインしてメール機能を使うこともできます。また、寮の部屋にも1台ずつパソコンが備えられています。
- 辞書は何をもっていったらいいでしょう?
- 紙でも電子辞書でもいいですが、英和、和英に加えて英英辞書も絶対に必要です。英英はもっていなければノースウェストの学内で買うこともできます。
- 英語の力は本当につきますか?
- 4ヶ月間英語漬けの生活をするわけですから、つかなければおかしいでしょう。特にリスニングについては、留学直後はルームメイトの言っていることがほとんど聞き取れなかったが、1ヶ月経ち、2ヶ月経つうちにぐんと力がついたことを実感する先輩は多いようです。留学直後と帰国直前にTOEICの試験を受けますが、こちらのスコアの伸びに関しては、本人の努力によってややばらつきがあります。200~300点伸びる人も多くいます。
宿泊について
- 4ヶ月泊まる寮はどんなものですか?
- 学内にある寮は、比較的古いものもあれば最近建てられたものもあり、どこに配属されるかは出発直前までわかりません。
- 部屋のタイプは?
- すべて二人部屋ですが、まれにルームメイトがいない場合は一人で使うこともあります。ベッド、机は2つずつ、あとは棚がある程度の簡素なつくりです。
- 学生寮の設備は?
- トイレ、シャワー室、コインランドリー、キッチンスペース、談話室、飲み物の自動販売機等があります。
- 盗難や事故などがありましたか?
- これまでは幸いありませんが、アメリカでは自分が外国人であり、新潟国際情報大学の学生として留学していることを充分自覚して行動することが肝要です。
- 門限はありますか?
- 11時が門限です。
- 毎日の食事はどうしますか?
- 学内にフードコートという大きな食堂があり、アメリカン、メキシカン、チャイニーズ等の食事をベアキャットカードという学生証を使って買うことができます。4ヶ月分の食事代は皆さんのベアキャットカードに充填されていますので、現金を使う必要はありません。残念ながら日本食はないので、日本食シックになりそうな人は、やはりレトルト食品等を持参するか送ってもらうしかないでしょう。
- お風呂は毎日入れますか?
- シャワーは毎日使えます。浴槽もついていますが、使う人はいないようです。シャワー室で履くためのビーチサンダルのようなものをもっていった方がいいでしょう。
- 本学以外の日本人留学生はいますか?
- 若干はいますが、ノースウェスト全体で考えるとさほど多い数でははありません。中国・韓国からの留学生の方がはるかに多いでしょう。これは英語を勉強するためにはむしろいい環境と言えます。
- 外泊できますか?
- 旅行と同様のルールに従ってあらかじめ届け出れば、週末の外泊は許されることがあります。
- 寮で特に気をつけることは?
- ルームメイトと円滑にコミュニケートすること、少なくとも気まずい関係にならないこと、Yes/Noの意思表示をはっきりすること、異なる価値観を認めること、自分の言動に責任を持つこと。授業の内でも外でも、アメリカの大学生は、日本の大学生よりずっと「大人」としてふるまうことを期待されます。