【1】学生便覧2020
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30  国際文化学科のカリキュラムは、外国語科目・国際関係系科目・ゼミナールの三本柱をベースに組み立てられている。その特徴は、学際的・課題的・発展的の3点にまとめられる。1)学際的カリキュラム     国際社会への認識を深めるために、政治や法や経済といった社会科学系の科目を中心としながらも、文化や歴史の学習を通じて多角的な視野をもつことを目的に、多分野にわたる多様な科目を配置している。2)課題型カリキュラムとゼミナール    自ら課題を発見しその解決策を模索していく知的態度を育成するために、少人数による対話重視のゼミナール科目を4年間必修として配置している。3)発展型カリキュラム  全授業科目を相互に関連させ、ナンバリング水準コードに難易度を明示して配置。難易度は専門へ進むための基礎的な科目群(0、1、2の科目)と、専門的・発展的な科目群(2、3の科目)の二つに大きく分けられる。4)科目の変更・改廃    授業科目は事情により変更になる場合がある。その場合は事前に提示板もしくはポータルサイトにて通知する。1)全学基礎科目     全学基礎科目には2つの柱がある。大学生としての学びの基本となる人文・社会科学の原論系科目群(哲学・政治学・法学・憲法・民法・経済学(ミクロ)・経済学(マクロ)・財政学・金融論・国際経済学など)と、グローバルな課題に向けて地域社会の人びとに対話を喚起していく自発的なコミュニケーション能力の向上を目指す国際交流ファシリテーションのための科目である(国際交流ファシリテーター・ファシリテーション実践論・ファシリテーション概論・平和学・地球環境論・資源とエネルギー・新潟研究・社会企業論・ジャーナリズム論)。なお、前者の原論科目群は公務員試験のためにも必要な学習となる。2)学部基礎科目  学部基礎科目は、国際学部生の学習の基礎となる英語と情報処理から構成される。高校までに学んだ語彙・文法等の確認と補強を目的とした英語基礎1・2、国際語としての英語力の向上を目的とするCEP1・2、ワード、エクセルといったパソコンスキルに習熟するための情報処理演習1・2が、国際学部全学生の必修科目として設置されている。とくにCEPは月曜から金曜まで毎日授業があり1年次生にとっては中心的科目のひとつとなる。情報処理演習は1が1年次前期に、2が3年次後期に開講される。1.国際文化学科の教育2.カリキュラムの内容

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