学生便覧2020
90/178

88□被害にあわないために ・ 「名前」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「LINEのID」などの個人情報をむやみに教えないようにしましょう。 ・ 関心のないことは、話を聞かずにはっきりと断る。原則無視を貫いてください。あいまいな返事をしていると、いつまでも付きまとわれます。 ・「会館」などと呼ばれる団体の施設には、決して行かないこと。□おかしいと思ったら/被害にあったら ・ カルト的宗教団体から被害にあったときは、一人で抱え込まないでただちに、学生委員会または学務課に相談、もしくは報告してください。 ・ 学内でカルト的宗教団体の勧誘活動を見かけたり、友人が勧誘を受けた場合も学生委員会または学務課に相談・報告してください。   学務課 TEL025-239-3111㈹/E-mail:gakumu@nuis.ac.jp DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、夫婦など親密な関係の人に対してふるう暴力のことです。DVは結婚している大人たちだけの問題ではありません。若い人たちの間でも起こっています。この若い人たちが交際相手にふるう暴力を「デートDV」と言います。 若い人たちの間では、男女交際を始めたり、親密な関係になったりすることでDVが始まることが多いようです。身体への暴力だけが暴力ではありません。相手を対等なパートナーとみなさず、経済力や体力、社会的な優位性を利用して、さまざまな暴力をからませながら弱い立場の相手を支配します。暴力の種類はさまざまで、相手を怖がらせたり、傷つけたりして自分の思いどおりに動かそうとするすべての態度・行動がDVです。具体的なDVの例は、以下のとおりです。 また、DVは年齢・職業・学歴などはいっさい関係なく、どんな人でも加害者や被害者になってしまう可能性があります。DVは私たちの身近な問題なのです。お互いを尊重しあって、いい関係を作りましょう。 身体的暴力:なぐる、ける、たたく、物を投げる(投げつける)、長時間正座させる 精神的暴力:ばかにする、おどす、無視する、メールやLINEなどへの返信を強要する 社会的暴力:束縛する、メールやLINEなどをチェックする、異性の連絡先を消す、友人と会わせない、服装や行動を制限する、 経済的暴力:プレゼントを無理強いする、お金を返さない、アルバイトをさせる・辞めさせる 性的暴力:性的行為を無理強いする、避妊に協力しない、見たくないのにポルノを見せる ※動物や被害者の大切にしているものを巻き添えにした暴力もあります。学生生活上の注意●デートDV(ドメスティック・バイオレンス)

元のページ  ../index.html#90

このブックを見る