学生便覧2020
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39  派遣留学に参加する場合   派遣留学に参加する場合、留学中にあたる2年次後期の「国際研究ゼミナール 2」については派遣留学先で修得する単位の一部によって振りかえる。つまり留 学先で2年ゼミ後期を履修することになる。8)卒業論文 ①卒業論文の単位数  国際文化学科では卒業論文を必修としている。卒業論文はゼミを中心とした大学4年間の勉学の集大成である。学生はゼミ担当教員による卒業論文指導の過程で自らの取り組むべき課題を明確にしつつ、自ら論題を設定して研究に取り組み、その成果を1つの論文にまとめていく。  卒業論文指導は4年次に行なわれるが、卒業論文中間発表会での報告と、最終発表会での報告が義務づけられる。以上二つの報告を含めた総学修時間および成果物を考慮して、卒業論文には4単位が認定される。  卒業論文の内容や形式については、学問分野に応じて、また指導教員の方針に応じて、異なってくる場合がある。卒業論文指導教員を選択することになる3年ゼミ選択時には、自らが志望する教員の卒業論文に関するシラバスを熟読しておくように。 ②卒業論文着手要件と提出要件  卒業論文に着手するには(つまり2セメスター後の提出が認められるには)、それまでに92単位の取得が求められる(92単位の内訳は問わない)。卒業論文を提出しその単位を取得するための要件は次の通り。 ■4年次国際研究ゼミナール5・6の単位取得もしくはその見込み ■同ゼミの指導教員による2セメスターの指導(ただし協定留学中の論文指導につ いては、メール等による方法が認められる) ■中間報告会における報告(詳細は別途連絡する) ■指導教員による署名押印(提出に値する論文であるとする指導教員の判断) ■最終発表会における報告(詳細は別途連絡する) ■データベースへの登録(卒業論文提出時期にその日程と方法についてアナウンス されるのでポータルや掲示板を注意しておくこと) ■通算GPAにおいて2.5以上が望ましい。9)派遣留学制度 ①派遣留学の目的  派遣留学制度は、ロシア・中国・韓国・アメリカヘの留学を2年次後期のカリキュラムのなかに約半年間組み込むもので、これに参加した学生も4年間で卒業できる制度である。希望する場合、入学時から学修面、資金面で準備をしておくことが望ましい。  当該国に一定期間生活しながら学ぶことによって、その国の言語の運用能力を飛躍的に向上させるとともに、異文化に対する理解を深め、国際交流の重要性を体験的に自覚するというのが基本的な目的だ。

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