学生便覧2020
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34ている。そのため上記のように週に開講される授業をすべて履修しない場合には、すでに一定程度の文法などの知識を修得していることが条件となる。  副言語の履修の仕方や、副言語履修者のクラス配属についてなど、履修登録日に先立って説明会を開催する場合があるので、副言語履修希望者はポータルなどでの連絡に注意しておくように。  なお、副言語履修の場合は、履修訂正期間・取り消し期間における修正・取り消しを認めるものとする。  副言語で英語を履修する学生は、以下③英語コースを参考にしてください。 ③英語コース  英語コースは、英語基礎・CEPとも連動し、国際学部の英語教育の中核をなすものである。習熟度別クラスにより4年間一貫して行われる教育で、聞く・話す・読む・書くの4技能を総合的に高め、生活や仕事の場で英語を使いこなす能力を養う。1年次から3年次まで、年度末にTOEICの受験が課され、英語力の伸びを確認することができる。英語コースの授業内容は以下の通り。  国際化・グローバル化が進む現在、旅行業界・通訳・翻訳といった、英語を使う職業の典型とされるもの以外にも、国際共通語としての英語をビジネスで使う場面は急増している。「英語a」は、仕事で使える英語力の養成をめざします。TOEIC・英検対策も行い、年度末に受験するTOEICのスコアが成績の一部に反映される。  「英語b」は、リーディング・ライティング能力の養成をめざす。リーディングでは、現代の世界と密接に結びついた内容のテキストを読み、発音・アクセントに留意しつつ明瞭に音読すること、意味の把握、要約、文法事項の理解、書かれた内容について自分の意見を述べ、討論することが要求される。  「英語c」では、さまざまなメディアに登場する英語を通して学ぶ。インターネットの普及以降、ウェブで発信されるニュース、動画、ポッドキャスト、Eメール、SNS等を使って英語を学ぶ可能性も一気に広がったが、メディア英語ではそうした現代的技術も視野に入れつつ、21世紀を生きるための英語力養成をめざす。  ライティングは4技能のうち最も高度な英語力を必要とするが、日記・手紙・Eメール等を書くことに始まり、自分のこと・本学のこと・新潟のこと・日本のことを英語で紹介する文章、一定のトピックについて論理的かつ説得的で明快な英文を書くこと、と段階を追って高度なライティング能力の養成をめざす。 ④英語基礎  英語基礎1は、高校までに学んだ語彙・文法等を確認・補強するとともに、大学での学習の仕方や心構えを学び、他の授業やその後の自主学習活動にも役立てようとする科目である。コミュニケーション能力の養成に力点を置いたCEPと連動し、言語を分析的に学習する方法を身に付けることで、学生一人一人の言語能力を引き出し、高めていくことを目的としている。英語基礎2では4技能の更なる向上を目指す。クラス編成、授業時間等もCEPに準じている。  英語基礎全体の構成  【英語基礎1・2】  対象学生 1年(学部基礎・必修科目)  クラス編成 6クラス 各クラス約20名、習熟度別編成  授業形態 月・火・木曜日週2回 4技能の強化(45分授業)表9-4参照

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