学生便覧2018
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は同行者の健康状況についても、直ちに調べる必要があります。ほとんどの感染症(赤痢など)は、適切な治療を行えば、重症化することなく、容易に治癒します。しかし、感染力が強いのが問題で、家族、友人、アルバイト先関係者、そこに出入りする不特定多数の人々に多大な迷惑をかけることになってしまいます。このことを、強く意識しておいてください。 あわせて、感染症には潜伏期間があることも意識しておいてください。入国時は健康でも、数日を経て発症することがあります。帰国後、1週間から10日の間に体調不良を覚えたら、直ちに医療機関を受診にしてください。加えて行動範囲を制限するとともに、アルバイト(特に食品関係、接客関係)を行っている場合は、必ず休むようにしてください。海外渡航中も、家族とは常に連絡が取れるようにしておいてください。 煙はニコチンへの依存が生じるだけでなく肺がんをはじめとするさまざまながんを引き起こす原因となり、非喫煙者に対しても副流煙やサードハンドスモーク(タバコを消した後の残留物から有害物質を吸入すること)によって非喫煙者にもがんや脳卒中、心筋梗塞、呼吸器疾患などのさまざまな病気を引き起こすリスクがあります。また、未成年の喫煙は法律で禁止されています。今後、禁煙を心掛けるようにしましょう。【喫煙場所について】 近隣住民への配慮・受動喫煙防止対策として、敷地内に喫煙場所を学生会館裏と情報センター棟脇の2箇所に設置しています。喫煙場所以外の大学敷地内(駐車場や駐車中の車内も含む)および大学敷地周辺道路での喫煙は、禁止します。また、紙巻タバコだけでなく、電子タバコや加熱式タバコも指定の場所で喫煙してください。 なお、指定の場所以外での喫煙を発見した場合、罰則を科します。喫煙をする場合はルールを厳守し、快適なキャンパス環境で過ごすことができるようマナーを守ってください。 大麻などの違法薬物は、使用や譲り受け・譲り渡し、栽培だけでなく所持するだけでも重大な犯罪行為であり、法によって厳しく罰せられます。 違法薬物の使用はたった一度でも『乱用』となり、心身を蝕んで通常の社会生活が送れないようになってしまい、皆さんの人生も台無しになってしまいます。大麻を含む違法薬物の乱用の甘い誘いにはくれぐれも気をつけるとともに、誘われても断固として断る勇気と良識を持ってください。 あなたが誘われた場合や友人が誘われたことを聞いた場合は、学務課または学生委員会に相談してください。89海外渡航に当たっての注意学生生活上の注意7. 学生生活上の注意●喫煙について●大麻・違法薬物

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