学生便覧2018
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 海外渡航では、感染症に対する衛生管理や危険から身を守る安全管理に十分な注意を払ってください。「自分の身は自分で守る」との心構えを持って行動してください。 自分自身を感染症から守り、周囲の人への二次感染を防止するためにも事前に渡航先の感染症情報およびワクチンの情報を収集して、必要な予防(ワクチン)接種を行うようにしてください。必要な予防接種等の情報は以下のウェブサイトからも収集できます。FORTHサイト(厚生労働省検疫所「海外旅行者のための感染症情報」)(http://www.forth.go.jp/index.html)  非常識な行動によって、もし万が一にもアクシデントが発生すると、本人、本学のみならず、渡航先関係者、留学先の大学、相手国にも大変迷惑をかけることになり、来年以降の渡航が許可されなくなることも想定されます。 渡航に当たっては、緊急時に備え必ず外務省が実施している「たびレジ」(滞在が3ヶ月以上の場合は在留届)に登録した上で、事前の情報収集も心がけてください。外務省のウェブサイトでは、各国ごとに海外渡航者への情報が随時更新されています。このウェブサイトを利用して、渡航前には必ず渡航先の情報に当たっておいてください。 外務省海外安全ページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/) 外務省海外安全相談センター TEL 03-5501-8162 帰国時の対応として、もし入国時に体調不良(発熱や下痢症状)があれば、必ず空港の「健康相談室」(検疫所)で相談するようにしてください。治療などは行われませんが、症状を判断して医療機関受診の要不要を指示してくれます。 また、海外から国内に持ち込めるものには制限があります。渡航先貨幣の総額、物品、動植物など、空港内にも案内があります。法令遵守への高い意識が、大人としての学生に求められます。 帰国時に体調不良を感じた場合、少しでも早く対応することで、症状を軽減することができます。また感染症の場合は、不特定多数への二次感染も防止でき、家族や友達やアルバイト先の方々に迷惑をかけずにすむこと、これらのことをしっかりと認識しておいてください。特に、引率教員が一緒にいる場合、体調不良については必ず相談して、その指導に従って、空港の健康相談室を訪れるようにしてください。 海外からの帰国学生で体調不良を覚えた場合は学務課へ連絡してください。 その際にはどこに渡航したか、どのような体調不良か、そして医療機関受診の結果について、すみやかに報告してください。受診の結果、感染症の発症が認められた場合、大学88海外渡航に当たっての注意●衛生安全管理●帰国時の対応●感染症の対応

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