学生便覧2017
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・・・10基本的な教育方針 グローバル化した社会では、交通や通信の爆発的な技術進歩によって、人々の国境を越える交流がますます密になり、地球上のあらゆる地域の動きが、ここ新潟にもダイレクトに影響してくる。国際社会に対する幅広い教養は、社会人としてキャリアを創り上げていくうえで、必須のものだといえる。国際学部国際文化学科の基本的なねらいは、こうした地球時代に真摯に向き合い、学ぼうとする人々を、ここ新潟の地で育て上げていくことにある。このねらいのもと、英語の集中的な学習、中国語・韓国語・ロシア語の習得、国際社会の理解、高度なコミュニケーション能力の4つを柱として学習内容を構成し、これを全学基礎科目(情報文化学部共通)、学部基礎科目、専門科目に分けて、4年間・126単位にわたる必要授業群を体系的に整理している。特徴的な学習内容(1)英語の集中的な学習ネイティブスピーカーによる授業をベースに、アメリカ留学を視野に入れつつも、広く国際英語として通用するコミュニケーション重視の授業を実施している。とくに英語集中コース選択の場合、高度な英語運用能力を身につけるために、徹底したトレーニングを行う。(2)外国語の習得派遣留学制度(4カ国)の留学先に対応して、中国語・韓国語・ロシア語・英語集中コースから1つを選択し、読み・聞き・書き・話すための実践的な力を身につけながら、選択した言語が使用される国や地域の社会・文化について、幅広く勉強していく。(3)国際社会の理解現代の国際社会の成り立ちや仕組みについて特定分野に偏ることなく、政治学・法学・経済学・社会学など社会科学のさまざまな視角から、基本をバランスよく学んでいく。(4)高度なコミュニケーション能力の体得参加型学習実践の場として1年次より4年次まで必修でゼミナールを設置、主体的に協力し合う学びの姿勢を涵養していく。一定の課程を経て試験に合格した学生は国際交流インストラクターとして認定する。インストラクターは県内小中高等学校に派遣され、生徒たちを相手にワークショップ型の国際理解教育を実施する。それにより国際社会に関する知識を習得しつつより実践的なコミュニケーション能力・チームワーク能力を向上させていく。夏季休業期間を利用した海外実習によって、短期語学留学や外国での調査、NGOでの研修を通じて、国際社会の現場を体感的に学び、世界各地で自ら設定した課題について調査するスキルを身につけていく。 大学の理念・目的、ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー【国際学部】●カリキュラムポリシー

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