2016
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 大麻などの違法薬物は、使用や譲り受け・譲り渡し、栽培だけでなく所持するだけでも重大な犯罪行為であり、法によって厳しく罰せられます。 違法薬物の使用はたった一度でも『乱用』となり、心身を蝕んで通常の社会生活が送れないようになってしまい、皆さんの人生も台無しになってしまいます。大麻を含む違法薬物の乱用の甘い誘いにはくれぐれも気をつけるとともに、誘われても断固として断る勇気と良識を持ってください。 あなたが誘われた場合や友人が誘われたことを聞いた場合は、学務課または学生部委員に相談してください。 ある一部の新興宗教団体には、その勧誘方法が強引であったり、また、入会後に強制的に高額な物の購入を要求したりマインド・コントロールをしたり、自由な脱会を認めないものがあります。時として、その活動は反社会的な行為に及ぶこともあります。このような団体をカルトと呼びます。 誰にも信仰の自由はあり、すべての新興宗教が悪いわけではありません。しかし、これらの反社会的な団体の教義や行動は、信者本人の人格破壊、信者と家族や友人との人間関係の破壊、信者と社会との関係の破壊を招く場合があります。カルト集団はあなたの大学生活やその後の人生を台無しにしかねませんから、以下のことに十分気をつけてください。 ・ キャンパス内では、カルト的宗教団体(及び、その信者)であることを言いません。 ・ キャンパス内などで携帯電話の番号やメールアドレスなどを交換した後は、頻繁に「遊べない?」などと連絡を取ってきます。メールだけでなく、電話が来ることもあります。 ・ 指定された場所に行くと、勧誘者とその友人(先輩など)と称する者から宗教の話があった後、断れない雰囲気を作り、言葉巧みに団体の施設(「会館」などと呼ばれる施設)へと誘導する。□被害にあわないために ・ 「名前」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」などの個人情報をむやみに教えないようにしましょう。 ・ 関心のないことは、話を聞かずにはっきりと断る。原則無視を貫いてください。あいまいな返事をしていると、いつまでも付きまとわれます。 ・「会館」などと呼ばれる団体の施設には、決して行かないこと。学生生活上の注意 □勧誘活動の特徴79●大麻・違法薬物●カルトとは

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