2016
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 本学では、情報化教育と国際化教育の関連を深めるため、両学部の学生が履修可能な基礎科目として、全学基礎科目、保健体育、就職関連及び留学生関連科目を配置し、これらの授業科目を履修した後、学生は各学部に配置された専門科目に進み、より高度で専門的な知識や技術を身につけることができるように、教育課程を編成しています。情報文化学部 専門教育においては、まず5つの分野に区分した情報システム学の専門科目をバランスよく学ぶことにより、情報システムにかかわる基礎知識の修得を目指します。学習期間の後半では、情報システムとその応用分野である4つの分野の中から一つの分野を選択して、その分野の専門演習と専門科目を主に学びます。併せて3年次前期からは、各自が選択した分野に関連する卒業研究を履修し卒業論文を作成することにより、情報社会の建設に貢献できる人材に必要な総合的で専門的な知識を修得します。 また、社会の要請に着実に応じることができるよう、2年次前期までの情報処理演習科目と2年次後期までの情報システム演習科目を切れ目なく配置して、知識と技術をバランスよく修得できるよう配慮されています。国際学部 専門教育では、地域研究、国際研究および日本研究の三分野をバランス良く学べるよう、科目を編成しています。それは、一国の歴史や文化や政治経済にのみ沈潜するのではなく、広く国際社会全般にわたることがらについて、知的偏りなく学ぶことができる、高度教養養育を目指すものであり、学術的、課題設定的、発展的の三点を教育課程の編成方針としています。第一の学術性を志向する方針のもとでは、政治経済など社会科学を中心に文化や歴史などの科目をバランス良く配置しています。第二の課題設定型の方針においては、ゼミナールを4年間必修として、自ら課題を発見し解決策を探るというスタイルの学習活動を積み上げ、最終的には、3・4年ゼミナールの指導教員のもと、卒業論文を執筆することを、卒業要件としています。最後に第三の発展型の方針のもと、1・2年次の基礎的科目履修から3・4年次の専門科目履修へと、段階を踏んで学んで行くことができるよう、科目を配置しています。大学の理念・目的とディプロマポリシー、カリキュラムポリシー6●カリキュラムポリシー【教育課程の編成・実施方針】

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