2016
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 10歳から20歳代の若者を中心に、性感染症(STI)が増えています。症状が現れにくいSTIもあるため、本人が気付かないうちに感染している可能性もあります。そのため、気付いた時には重症になっていたり、相手に病気をうつしてしまうこともあります。自分の体のことや将来のことを考え、気になることがあったらすぐに医療機関を受診しましょう。また、学生支援センターでも相談を受け付けます。 本学では下記の3ヶ所に自動体外式除細動器(AED)を設置しています。AEDは自動的に心臓の動きを解析し、除細動が必要かを音声で指示する機械で、資格を持つ医療従事者以外でも、使用することができるようになっています。 人命救助に必要な行動が迅速に、途切れずに行われることを「救命の連鎖」といい、①119番への通報、②人工呼吸と心臓マッサージの実施、③AEDの使用、④医師または救急隊員による救急処置の、一連の実施によって成り立っています。 学内外を問わず、意識がなく倒れている人がいたら周囲に協力を求めるとともに、救命手当てにあたって下さい。 自動体外式除細動器(AED)の設置場所 〈本校〉  ・管理研究棟正面玄関 (166ページ参照)  ・体育館棟玄関    (169ページ参照) 〈新潟中央キャンパス〉  ・事務室(2階)    (170ページ参照) 自宅外通学の学生が健康保険を利用するためには、遠隔地被扶養者証が必要になります。扶養者が所属している健康保険組合や共済組合から、この遠隔地被扶養者証を発行してもらうためには在学証明書が必要になります。学務課で在学証明書の交付を受けて、扶養者に送付してください。保険証がないと全額自己負担での治療となりますので、自宅外通学の学生は必ず遠隔地被扶養者証を発行してもらってください。相談者のプライバシーや秘密は守られます。健康管理75●性感染症(STI)●自動体外式除細動器(AED)●健康保険の利用(遠隔地披扶養者証)

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