学生便覧2014
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国際文化学科国際文化学科カリキュラム 履修登録はすでに説明した通り、学生の学修にとって重要かつ基本的な手続きです。「学修ガイド 2.履修登録手続き」とあわせて以下の説明をよく読み、期日までに正しく履修登録をして下さい。不明な点は学務課に問い合わせてください。 注意事項① 卒業要件として必要とされるすべての単位数を各科目群ごとに満たさないと卒業できません。卒業要件の単位数の計算を間違えないよう、学生便覧をよく読んでください。② 必修・選択必修科目については必要とされるすべての単位を修得してください。③ ポータルサイトからのWeb履修登録は決められた期間内に自らの責任においておこなってください。1)キャップ制 キャップ制とは、履修登録できる単位数に、文字通り、制限(キャップ=帽子)をかぶせることです。1年次から3年次までの1セメスターごとの履修登録上限を22単位とし、4年次は制限を設けません。 キャップ制の目的は、履修科目数を減らして学生にひとつひとつの授業のための予習復習を十分やってもらうためです。どういうことかというと、まず、1単位取得するために15時間の授業時間が必要な科目は(「単位の数え方」参照)、予習復習を含めた全体で45時間の学修時間が求められています(「大学設置基準21条2項」)。すなわち、授業時間の2倍の自学自習をやってはじめて、1単位が認められます。 これにしたがえば、1日に3科目(6単位)履修したら、1日に求められる勉強時間が13.5時間(=3×1.5時間×3科目)になりますが、実際やるのはちょっと無理かもしれません。そのかわり、週に5日間大学に来て、毎日、2単位の授業が2科目あれば、1日の勉強時間は全体で9時間になり、1セメスターの単位数は20単位ですね。このように、キャップ制は、履修できる単位数を減らして、学生が授業の予習復習をする時間をとれるようにすることが目的です(その分、アルバイトをしなさいということではありません)。また、そうすることで、各学年の履修科目数のバランスがとれることも期待されています。 他方、教員は学生に授業以外の自学自習を求めるための課題等を出すことが、この制度の前提になっています。2)卒業要件単位数 卒業要件単位とは、本学に4年以上在籍して卒業するために最低限必要な単位数のことです。科目区分ごとにそれぞれ卒業要件単位数が決まっています。それらの要件をすべて満たたさなければ合計で126単位取得していても卒業できません。注意してください。60  8.履修登録と卒業要件

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