学制便覧2013
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6  情報文化学科 専門教育においては、地域研究、国際研究及び日本研究に関わる科目をバランスよく学べるよう編成されています。これらは広い意味での国際研究を通しての高度教養教育を目指し、ある一国の歴史や文化や政治経済に沈潜することなく広く国際的な諸分野を学ぶことにより、知的偏りのないバランスある教育課程となっています。 更に全体として学術的、課題型、発展型という3つの特徴を持つ教育課程の編成方針を設定しています。学術的教育課程では、政治経済などの社会科学を中心にしながら、文化や歴史などの科目を置いています。課題型教育課程では、課題発見解決型の教育を目的としてゼミナールが4年間必修科目として置かれ、基礎演習での初年次教育から最終的にはゼミナール担当教員の指導の下に卒業論文を全員作成することが求められています。発展型教育課程としては、1年次、2年次には専門を学ぶ上で必要な基礎的な科目を多く配置し、学年が進むに従い専門的、発展的科目を多く配置しています。情報システム学科 専門教育においては、まず5つの分野に区分した情報システム学の専門科目をバランスよく学ぶことにより、情報システムにかかわる基礎知識の修得を目指します。学習期間の後半では、情報システムとその応用分野である4つの分野の中から一つの分野を選択して、その分野の専門演習と専門科目を主に学びます。併せて3年次後期からは、各自が選択した分野に関連する卒業研究を履修し卒業論文を作成することにより、情報社会の建設に貢献できる人材に必要な総合的で専門的な知識を修得します。 また、社会の要請に着実に応じることができるよう、3年次前期までは情報処理演習科目と情報システム演習科目を切れ目なく配置して、知識と技術をバランスよく修得できるよう配慮されています。大学の理念とディプロマポリシー、カリキュラムポリシー

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