学報94号
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国際文化学科3年 市野瀬衿花眞柄さん現状と課題を分析星野さん 「潟の駅」整備を提案笑顔を忘れずSNSで新潟の魅力発信にいがた観光親善大使として澤口ゼミ生が西区自治協で発表IS 自治協議会は、新潟市が2007年に政令市に移行した際に、市民と行政との協働によって住民自治の推進を図るために、市長の附属機関として各行政区に設置されました。眞柄歩さん(今春卒業)は、設置から14年となる協議会で議論されてきた議題や委員のやりがいなどを詳細に分析し、その成果と課題を卒業論文「新潟市西区自治協議会の現状と課題」としてまとめました。これが西区役地域課に評価され、2022年3月25日に西区役所で開催された西区自治協議会本会での発表に結びつきました。一方、同年3月8日に新潟市西区役所で開私は「にいがた観光親善大使」に憧れて、二度選考会に挑戦しました。そして二度目の挑戦となった昨年、第12代にいがた観光親善大使に選出していただきました。にいがた観光親善大使として活動し始めてTOURISM生の星野陽菜さんが„拠点設置による地域資源の活用と地域活性化“のタイトルでゼミを代表して発表しました。赤塚とその周辺にはラムサール条約湿地の佐潟と日本有数の砂丘および砂丘農地が控えています。これらを地域資源として活かし、区に整備してはどうか、という提案です。出席していた委員からは、「赤塚に存在する様々な地域資源を一つにまとめた拠点を設置し、地域活性化に結び付けるという、これまでにない優れた発想で、しかも非常に具体的約半年。活動の中で今までお会いしたことがない方とお話ししたり、イベントや表彰式に参加させていただいたり、貴重な経験をさせていただいております。それに加え、SNSを活用し、全国に新潟の魅力を発信する活動もしています。私は国際学部佐藤泰子先生の研究室に所属し、「NUそこの活動で学んだことを活かし、Instagramでの情報発信の際には、日本語だけでなく英語でも記事を書き、誰が読んでもわかりやすPROJECT」に参加しています。催された西区自治協議会第3部会では、4年で、ぜひ実現すべきである」といった評価をもらいました。この二つの発表は、地域活性化をテーマと             7した澤口ゼミでの勉学と研究成果を学外に向けて発信する取り組みの一環として行われたものです。地域活性化に結び付けるための拠点施設を「潟の駅」として赤塚地く、見て楽しい投稿になるように工夫しています。大学での学びを観光親善大使の活動に活かせていることをとてもうれしく思います。活動を通して、今まで気づかなかった新潟の魅力に出会うことができ、さらに新潟が大好きになりました。これからもお会いした方や、SNSでの投稿を楽しみにしてくださるき、そして新潟のすばらしさを伝えられる存在になれるよう、誠心誠意活動していきたいと思います。残りの約半年間、にいがた観光親善大使としてさらに活躍できるよう努めていきますので、応援よろしくお願いいたします。方に笑顔を届けることがで 1)研究論文・図書區  建英(国際文化学科・教授)・(2022年1月)「丸山真男思想中的『永恆與時間』」⿈俊傑・安藤隆穗編『東亞思想交流史中新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和4年4月発行 2022年度 No.1西区自治協議会本会で発表する眞柄歩さん鈴木 佑也(国際文化学科・准教授)・(2021年11月)「ソヴィエト宮殿 建設計画の誕生から頓挫まで」水声社(444頁)瀬戸 裕之(国際文化学科・准教授)・(2021年12月)「ラオス人民民主共和国」鮎京正訓・四本健二・浅野宜之編『新版 アジア憲法堀川 祐里(国際文化学科・講師)・(2022年2月)『戦時期日本の働く女たち ―― ジェンダー平等な労働環境を目指して』晃洋書房的脈絡性轉換』國立臺灣大學人文社會高等研究院東亞儒學研究中心(285〜320頁)・(2022年1月)「從丸山真男的『古層』視點看日本的歷史意識」⿈俊傑・安藤隆穗編『東亞思想交流史中的脈絡性轉換』國立臺灣大學人文社會高等研究院東亞儒學研究中心(321〜357頁)集』明石書店(459〜508頁)山田 裕史(国際文化学科・准教授)・(2022年3月)「カンボジア:シハヌークによる政治権力の独占と王政の成立」粕谷祐子編著吉澤 文寿(国際文化学科・教授)・(2022年1月)『韓日会談1965 戦後韓日関係の原点を検証する』(朝鮮語、厳泰奉訳)(285頁) 2)学会・研究会・講演等梅原 英一(情報システム学科・教授)・(2021年12月13日)Ueda, K. "Prediction of Nikkei VI increase for reducing investment risk using Yahoo! JAPAN stock BBS", The 6th International Workshop on Application of Big Data for Computational Social Science in WI-IATʼ21(Online)(244頁)『アジアの脱植民地化と体制変動:民主制と独裁の歴史的起源』白水社(457〜484頁)・(2022年1月27日・28日)上田健太郎「金融指標予測のためのソーシャルメディアに適した分散表現獲得手法の検討」社会情報システム学シンポジウム(オンライン)教員の活動(本人申告による)

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