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 独自の修学支援金給付 国の修学支援新制度 学生相談 本学の給付型奨学金オンライン授業コール センター3月5日 第1回新型コロナウイルス感染症対策本部(以下対策本部会議)第2回対策本部会議4月1日 第3回対策本部会議第4回対策本部会議4月10日 4月16日 第5回対策本部会議第6回対策本部会議4月19日 4月21日 第7回対策本部会議4月22日、23日 4月23日 4月24日 「Cisco 授業に関する各種ガイダンスは中止となり、授業開始も4月6日から4月27日へ変更しました。また、授業形態に関しても、大学へ通って対面授業を行うという、日常的なことができなくなり、多くの当たり前の生活が失われる事態になっています。このような状況下で、本学では「学びを止めない」教育方針のもと、いち早く遠隔授業導入の取り組みを進めました。遠隔授業は、遠隔会議システムを利用してリアルタイムに受講する同期型授業(ライブ授業)と、レポート課題や授業をあらかじめ録画したものを学生が自由な時間に受講できる非同期型授業の2つのパターンがあります。本学はライブ授業を実現するため、遠隔会議システムebex」の導入を決定しました。しかし、システム操作を覚えることや授業構成の見直し等、数多くの課題がありました。休日夜間問わず、多くの教員が遠隔授業について情報交換し、システムの操作を模擬授業として実施し、準備に取り組みました。これらの努力が実り、導入週において341講義中320講義(93.8%)がライブ授業として行われました。対面授業と同じ時間帯で授業を行うことで、生活のリズムを維持し、双方向型の教育を実現することで質の高い教育を提供しています。県内の大学では、GW明けからの授業開始が多い中、早い日程で授業を開始し、GWも返上して学修の遅れを挽回しています。このまま順調にい当初けのば予、7定よ月り311日週で間終程了度しの、遅れで前期授業は終了します。後期授業開始の9月18日までの間、授業についていけなかった学生を支援する期間として、十分な日程を確保できると考えています。また、教科書に関しては、送料や手数料をすべて大学負担とし、学生が指定する場所へ郵送することで感染防止に努めました。学修面だけでなく修学支援、学生相談、遠隔授業支援など、学費面やメンタル面なども含めた多岐にわたる学生支援を行っています。オンラインによる遠隔授業という慣れない授業形態を強いられる状況に加え、世帯収入やアルバイト収入の減少などで修学継続が困難になっている学生もみられます。こうした状況の中、少しでも修学支援の一助となるよう、全学生に一律5万円を給付(返還不要)することを決定し、速やかにお手元に届くよう手続きを進めています。国が進める給付型の「高等教育の修学支援新制度」については、6月3日に説明会を本校(37名参加)および遠隔会議システム(109名参加)で同時開催しました。定期採用だけでなく、家計急変の場合います。学費臨時給付奨学金や既に制度化されている奨学金です。「修学支援新制度」と併用はできませんが、同制度が利用できない場合は、学務課までご相談ください。感染症拡大による行動制限や自粛要請などの影響で、不安やストレス、焦りや恐怖を感じるなど、メンタル面にも影響が出ています。大学へ足を運べない学生に対し、メールや電話で相談できる窓口を開設し、6月からは臨床心理士による学生相談も再開しました。学生の心と身体の健康を守るために、きめ細やかなサポートに努めています。遠隔授業におけるトラブルや質問に対応するために新設しました。遠隔授業で問題が発生した際は、即時対応できるセンターです。また、自宅にインターネット環境がない学生には、Wi■Fiルーターの無償貸し出しを実施するなど、遠隔授業支援のために万全の態勢を整えています。・新型コロナウイルス感染症対策本部設置・卒業式(3月21日りゅーとぴあ予定)中止決定→学部別学位記授与(本校)・授業開始を延期し、4月27日〜とする・政府の緊急事態宣言を受けて、全学に不要不急の外出の自粛を促す・遠隔授業の導入を決定(システム検討)・延期した入学式の中止を決定・遠隔授業システム決定・教職員の新型コロナウイルス感染症対応について、4月3日付けの自粛通知の期間延長を決定。・前期授業は原則遠隔授業(教員は教室・研究室、在宅問わず)とする。学生の入校は禁止(制限解除あり)。ただし、感染が沈静化した場合は変更もあり。・緊急事態宣言地域在住の非常勤講師、及び学外講師の授業は学外からの遠隔のみとする。海外在住者も禁止。・新潟県が政府の緊急事態宣言の対象地域となり、4月17日の県知事の指針(大学に関する要請はないが)に従い、教職員学生の外出の自粛要請を継続。4月20日学長名による学生への健康管理、クラブ活動の禁止、アルバイトの自粛要請が発信された。・4月22日、23日は当初予定の「新入生ガイダンス」を中止し、「遠隔授業用PC配布会」を行う。・前期教科書の対面販売を取りやめ、郵送とする。・遠隔授業導入の確認開催新潟市長中原八一氏来学。理事長、学長、森理事、佐々木事務局長に大学の新型コロナウイルス感染症拡大対策への協力要請。PCサポート室に遠隔授業相談用のコールセンターを開設。4月24日〜27日問い合わせ57件、いずれも解決。大きなトラブルなし。新入生PC配布会(ガイダンス)本学の「新型コロナ感染症」対策の記録遠隔授業学生支援トラブルもなくスタートした遠隔授業新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和2年7月発行 2020年度 No.2  W      2 5月29日から修学支援給付を開始も随時相談を受け付けて3・月令11和日 2年度入学式(4月1日)の延期20th記念奨学金など、心と体を守る相談窓口開設94%をライブ授業で実施「学びを止めない」修学支援を

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