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さい。参加していますか。ールしてください。すか?楽部とは?Q.活動状況を教えてくだQ.どんな大会(演奏会)にQ.吹奏楽部を一言でアピQ.入部のきっかけは何でQ.あなたにとって、吹奏4年・瀧川未来日韓両国の課題を比較し    相 互 理 解 の  大切さを学ぶゼミ生の卒業研究テーマ現在の部員は5人と少ないですが、だからこそ全員がまとまって厳しい上下関係もなく、和気あいあいとした雰囲気です。また、交歓会や学生ウインドアンサンブルは他大学と共に大人数で演奏でき良い経験になると思います。経験者、初心者問わず大歓迎、ぜひ気軽に部活動見学に来てみてください。(熊谷航介部長・情報文化学科4年)―去年までは、毎週火・木曜の午後6時から7時40分まで教室を借りて練習していました。今年からは新しい学生会館2階のスタジオで練習することになります。―去年は4月に大学の近くの中原邸でのイベントで演奏したほか、学内では前期に音楽祭、後期には紅翔祭、卒業式での演奏、学外では夏に新潟県内8大学吹奏楽交歓会、冬に新潟県学生ウインドアンサンブルに参加しています。―少ない人数だからこその団結力のある部活です!―幼い頃に姉がピアノを弾いていたのに影響されたという人や単に音楽が好きでちょっと楽器を吹いてみたいという軽い気持ちで始めた人などさまざまです。―一生続けていきたい趣味を一緒にできる場です。日本と韓国は互いに鏡のような存在。といってもご存じのように日本と韓国は長年「近くて遠い国」と言われてきました。この陳腐な修飾語は、互いの大衆文化の受容と発信、民間レベルでの活発な交流を背景にもう消えてしまったかと思われましたが、残念なことに「やはり日本と韓国は」という両国民の気持ちの捻れを伴って最近再び登場しています。私の専門は日韓比較文学ですが、ゼミでは文学作品に限らず、政治、歴史、文化など多様な課題を採り上げています。言ってみれば「日本」と「韓国」が互いにぶつかり合う場。しかしそれは必ずしも韓国人の教員と日本人の学生という構図を意味するものではありません。個人と社会、個人と国家の関係性を視野に入れると日本人とか韓国人という差異・境界は必ずしも絶対的なものではないということを、身をもって体験し、認識を深めたうえで互いにあえてぶつかってみようと、教員の私もゼミ生の学生たちも臨んでいるからです。そこに緊張感と真私たちは、パワーあふれる申先生の下、共に派遣留学を経験し、和気あいあいとした9人のメンバーで、文化・政治・歴史を中心に日韓両国の比較を通して両国の抱える問題について研究しています。3年後期は、第二次世界大戦がもたらした出来事やその現代に至るまでの影響をさまざまな角度から学びました。また、私たちは実際に韓国へ現地学習に行き、ゼミで採り上げた人物に関する場所などを訪れ、韓国側から見た日本を知るという機会を設けました。申ゼミでは、日韓両国を比較することで相互理解の大切さを学ぶことができます。剣さが生まれるといえましょう。文学作品を通して過去の支配・被支配の不幸な時代を生きた人々の姿に、真摯に向き合って理解することが申ゼミの大きなテーマの一つですが、それには当然、日本社会の「在日」または「在日問題」も含まれます。関連図書を読んで発表し議論を進める他、韓国社会や在日社会を描いた映画やドラマを鑑賞し、感想を述べ合ったりもします。また今現在進行中のさまざまな問題についても詳しく調べて積極的に議論をしています。ゼミ生の中にはもともと韓国に興味を持っていて韓国語を勉強したり韓国に留学したりした学生が多く、教員の私としてはゼミ生一人ひとりの関心分野をできる限り尊重しながら共に学んでいく雰囲気をつくっていこうと努めています。柔軟な姿勢で韓国・朝鮮への理解を深め、日韓朝関係の望ましい近未来像について一緒に考えていきたいと思います。「近くて遠い国」という陳腐な修飾語が完全に消える日を待ち望みながら。QA&ズームアップ        6新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成27年4月発行 2015年度 No.1情報文化学科 申 銀珠教授県内8大学とのアンサンブルも楽しむ県内8大学とのアンサンブルも楽しむ吹吹奏奏楽楽部部サークル紹介サークル紹介陳腐な「近くて遠い国」の修飾語が消えるまで研究室

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