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   荒木円花  二平太秀哉ロシア語中国語3回目の挑戦、上級の部で優勝  出会いと縁に感謝 最高の達成感「漢語橋」大会で優れた表現賞  長沙で夏キャンプ、そして留学へ情報文化学科4年情報文化学科3年新潟市の「クロスパルにいがた」で6月28日に開催された「第ピーチコンテスト」に出場し、3回目となった今年は一般(上級)の部に挑戦し、優勝することができました。「  ВС Т Р ЕЧ И -Ч У Д ЕСА(出会いは奇跡)」という題で、2年次の派遣留学先で私たちのロシア語の先生をしていた友人から教わった、人生における出会い、縁の尊さについて話しましとの関わりについて5分程度のスピーチを行いました。區建英教授から自分の能力を発揮する良い機会との誘いを受けてチャレンジ、「アーファンティ」の芝居を披露して「優れた表現賞」をいただき、中国長沙での夏キャンプに参加することができました。「アーファンティ」は中国、新疆の伝説の人物で、さながら一休さんのようなとんちの利いた第13回「漢語橋」新潟大会(5月17日)に参加、自分と中国語た。日本人とロシア人の「縁」に対する感覚の違いを客観的に理解するために、チェーホフの詩や小説、ことわざ辞典を読みあさったり、彼女にインタビューしたりしました。双方の考え方や伝え方の違いを発見できましたが、自分の伝えたい思いをロシア人に理解してもらうのに苦労したり、発音が直せなかったり、苦しいことが多くありました。人物です。中国語の授業の口述試験では、その「アーファンティ」の芝居を班に分かれて行っていたため、非常に思い入れが強かったのです。スピーチは、自分の中国語学習の方法から、以前中国人留学生が我が家にホームステイしたときの交流などについて話しをしました。       4最初は、これほどの量の文章を一人で暗唱できるのかと不安でした。2年の時には派遣留学をしていなかったので、他の参加者に劣るのではないかと思いしかし、発音や質疑応答などの課題を先生方に丁寧に指導していただき、コンテストに向けて頑張る後輩たちの姿にも刺激を受け、仲間の応援のおかげで苦難を乗り切ることができました。同じ部門には自分より学習・留学歴の長い方ばかりで、くじけそうになりましたが、最後まで気持ちを込めてスピーチができ、今までで一番達成感がありました。ロシア語を通して多くの出会ましたが、やれば意外とできるもので、原稿を読むたび徐々に、最後には完全に暗唱できるようになりました。「アーファンティ」の芝居もさまざまな方々から絶賛していただき、当日の晩餐会では完全にアーファンティの人でした。7月24日から2週間の夏キャンプでは、世界の「漢語橋」大会で夏キャンプ参加権を獲得した仲間が集まり、多くの外国人と交流することができました。まさに「人種のるつぼ」で、中国いがあり、すてきな方との縁に恵まれ、大変うれしいです。受賞できたのも、こうした縁のおかげだと感じています。副賞として再び留学できることに感謝し、ロシア人のように出会いを大切に、縁を生かし続けるとともに、これから新しい道を歩むうえでロシア語を、自分自身を成長させる一つの武器・糧にしていきたいと思います。語を使って会話するため、中国語の学習になっただけでなく、世界の言語をそれぞれ現地のネイティブから教えてもらったり、逆に日本語を教えたりと、非常に有意義な経験となりました。また、孔子学院奨学金もいただき、9月から北京師範大学に1年留学することになりました。この機会を生かし中国語を学ぶだけでなく、たくさんの友達をつくりたいと思います。新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成26年10月発行 2014年度 No.3石川 洋(情報文化学部 情報システム学科・准教授)・(2014年6月21日)「Interpreting Implicit VDM Specifications using ProB」The 12th Overture Workshop on VDM (Newcastle University, UK) 3)競争的資金獲得研究谷本 和明(情報文化学部 情報システム学科・教授)・(2014年7月〜2015年3月)経済産業省(NEPC)粟島スマートコミュニティFS事業 「粟島における再生可能エネルギーによるスマートコミュニティ構築可能性調査」研究責任者内田 亨(情報文化学部 情報システム学科・教授)・(2014年4月〜2017年3月)平成26年度科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究「サハリン(樺太)島における戦争と境界変動の現代史」研究会(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター) 「組織における成員の幸福と業績を両立させるモデル構築とそのメカニズムの研究」研究代表者  ※国際・情報63号の「新潟市民のソーシャルネットワーク構造の決定」を削除 4)委員・社会的活動・記事・その他越智 敏夫(国際学部 国際文化学科・教授)・(2014年7月13日)Noism代表金森穣氏らとの公開座談会「柳都会DX」参加(りゅーとぴあ)谷本 和明(情報文化学部 情報システム学科・教授)・(2013年11月〜)新潟県海洋エネルギー研究会会長小林 満男(情報文化学部 情報システム学科・教授)・(2014年7月5日)「情報、再考!」JABEE修了生・卒業生交流会(東京地区)・(2014年7月28日)新潟市西川図書館協議会出席(新潟市)14回新潟・ロシア語ス「外国語スピーチコンテスト」で大活躍

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