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　貴重な学び、多くの出会い　　　支えてくれた全ての人に感謝 卒業生代表答辞Ecoだ一つ、いつまでも共通して持ち続けてほしいのが「心を込める」ということです。何事にも「心を込めて」一生懸命生きて、そして仕事をして、社会に立ち向かっていってほしいと願っております。人は長い人生の中で多くの失敗を体験します。しかし、心を込めたうえでの失敗なら悔やむことも少なくて済むでしょうし、仮に迷惑をかけた相手がいたとしても、心を込めた行為であればその相手の方の心にもきっと響き、理解をしてくれることでし日がだんだんと長くなり、寒さも和らぎ過ごしやすい季節となりました。春めいてくるとともに、私たちも一つの節目を迎えます。本日は私たちのために、このような盛大な卒業式を挙げていただき、誠にありがとうございます。本日、私を含め２８７名が晴れて卒業することとなりました。これまでご支援を賜った全ての方々に卒業生を代表して厚く御礼申し上げます。４年前、期待と不安を胸に新潟国際情報大学の門をくぐったことが昨日のことのように思い出されます。時の流れは速いもので、４年間の大学生活はあっという間に感ょう。そして「心を込めた仕事」なら必ずや地域や広く社会にも響いて、成功につながっていくものと確信しております。成功体験よりも失敗体験の方がつらい半面、教訓に富んでいると言われます。しかし、それは「心を込めた」結果の失敗体験だからこそ、貴重な教訓を得られる、ということではないでしょうか。東日本大震災から３年が経過し、いまなている現状を私たちは決して忘れてはなりじられ、とても短かったように思います。そして、このように楽しい時間を過ごしてこられたのは、教職員の皆さま、家族、友人など、多くの人たちの支えがあったからです。心より感謝申し上げます。私は、世の中の情報化が進む中、それについて行くための知識を学びたいと思い本学へ入学しました。カリキュラムには情報システムに関する知識、技術だけでなく、経営学や社会学、語学など幅広い分野があり、将来具体的にやりたいことを見出せていなかった私は、この大学でそれが見つけられるかもしれないと感じました。そんな中で出合ったのが人間工学です。物やシステムを人のために使いやすく改良していくことに、面白さとやりがいを感じました。そして、この分野を学びたいと強く思ったことが、研究室を選択する決め手にもなりました。卒業研究では一から物を改良することの難しさを実感し、くじけそうにもなりました。しかし、人間工学の楽しさ、成果が見られることへのよろこびを求め、懸命に努力し、研究を形にすることができました。また、この出合いは就職活動にも影響し、私は人間工学の学びを生かせる仕事に就きたいと思い活動を行いました。大学での学びはその後の人生に影響を与える貴重な時間なのだとあらためて感じられました。大学で学んだことは勉強だけではありまお27万人近くの方々がつらい避難生活をしませんが、いま世界各地では国家間や宗教的対立から紛争が絶えず、また我が国では東京電力福島第一原発への対応や、高齢化の問題、異常気象による災害の多発などが重くのしかかり、皆さんもこれから先、かなり生きづらい苦しい局面に立たされるかもしれません。しかしそうしたなかにあっても決してくじけず、私が申し上げたことを胸に刻み、正面から気概をもって突き進んでほしいと願っています。誠心誠意で心を込める、ということは生せんでした。私は環境研究部NUIS 属し、ゴミ拾いなどの身近な活動をはじめとしたボランティアの経験を通して、地球環境を考える機会を持つことができました。また、先輩、後輩にも恵まれ、他大学と親交を深める機会も持つことができ、サークル活動を通して、今まで以上に幅広い交友関係を築くことができました。講義では学ぶことができない人と人との交わりをサークル活動で経験できたことは、今後社会に出ても生かせることだと思います。今日を節目として、私たちはそれぞれ新しい道へと進みます。大学４年間で、知識・経験・交友関係を数多く積んできました。私たちが、これから歩んで行く道には楽しいことだけでなく、辛いことも待ち受けているかもしれません。しかし、大学生活で得てきたことを糧にして、諦めずに努力し乗り越えて行きたいと思います。最後になりましたが、４年間ご指導を賜りました教職員の皆さま、今日まで温かく見守ってくれた家族、多くの時間、苦楽を共にした友人たち、その全ての方々に心より感謝致します。本日ご臨席の皆さま、後輩の皆さんのご健康とご活躍、そして開学20周年を経て、新たな歩みを始める新潟国際情報大学のさらなる発展を願い、答辞とさせていただきます。易しいことではありません。皆さんには、併せて「心は心でなければ磨けない」ということも覚えておいてほしいと願っています。最後になりましたが、本日多数ご列席賜りましたご父母の皆さまはじめ、就職などでご支援をいただいております企業関係のご来賓の皆さま、そして今日まで教育を通して学生たちの人間形成にご尽力いただきました教職員の方々に心より深く感謝を申し上げまして、私の祝辞といたします。に所順不同日本私立大学協会会長新潟県知事新潟市長新潟商工会議所会頭関越ソフトウェア株式会社株式会社ゲイン代表取締役セコム上信越株式会社代表取締役会長　　野沢慎吾様代表取締役社長　　小松良平様株式会社総研システムズ代表取締役社長　　清水　保様ALSOK新潟綜合警備保障株式会社代表取締役社長　　廣田幹人様株式会社日本ドリコムハミングツアー月岡温泉ホテル清風苑株式会社マルイ代表取締役株式会社リオン・ドールコーポレーション代表取締役社長　　小池信介様衆議院議員大沼　淳様泉田裕彦様篠田　昭様福田勝之様代表取締役　　矢島徹雄様関口千房様代表取締役　山城由紀雄様社員一同様代表取締役　　樋口恵一様清水辰雄様石﨑　徹様15新潟国際情報大学 学報　国際・情報　平成26年4月発行　2014年度 No.1　　　 　　　　　　　　　　 祝電 　（総代）情報システム学科渡辺　景子