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JA新潟電算センターホテル日航新潟「働く」現場で自信つける「働く」現場で自信つける「働く」現場で自信つける「働く」現場で自信つける今回の実習で特に印象的だったのは、情報セキュリティーの取り組みでした。センターではISMS適合性評価制度の認証を受けていました。組織の情報資産を効率よく運用するため、セキュリティー義務の遵守、システム上の問題に対する技術的安全対策やリスクアセスメントを改善しながら実施しています。実際にセンターを訪れると窓口で手続きを行い、ICカードを受け取り、社内の各室内に入る際に必要となります。セキュリティーレベルが高い部署には、そこで勤務する限られた社員のみが入室できるようIC装置が設定されていました。このように会社全体で実践している情報セキュリティーを体感し、事務処理の電算化に伴う情報資産の取り扱いは、自分の情報システムの考えに強く影響を受けました。自分がこの実習で理解したいと思っていた事は、情報システムを利用者にサービスとして提供するには何が必要なのかということでした。実際にセンターの情報システムの現場を拝見して、疑問に対する多くの答えが得られました。まず、どのようなシステムが利用者の現場には必要なのかを理解するため、営業活動を行い利用者との関係を強く持たなければならない。相手の環境が分からなければ必要とされるシステムを定義できない。また、システムを安全に運用するための体制が必要です。無停電電源装置や耐震装置の設置、システム利用のユーザー権限の設定、ハードウェアの定期交換、端末の集中監視体制などを導入することで、サービスの年間稼働が可能になります。実習は、これからSEとして社会に出ようとしている自分にとって良い経験になりました。8月27日から1週間の実習で、レストランのホールを体験してきました。私は飲食業などで働くという経験が全くなかったので、何も分からない状態で一から仕事を教えていただきました。最初の2日間は団体のお客さまが来られてランチタイムはとても忙しく、従業員の方々は慌ただしく動いていました。そんな中で、入ったばかりの私に出来ることは本当に少なく、何か少しでも役に立ちたいと思っても出来ない歯がゆさを感じました。でも、どんなに忙しい中でも「焦らなくていい」「出来ることから少しずつでいいよ」などの声掛けをこまめにしてくださる方がたくさんいて、とても気が楽になりました。2日目からは実際にお客さまの前に立って水を出したり、終わった食器を下げたりさせていただきました。この時、当たり前なのかもしれませんが、コップや食器の持つ位置だったり置き場所だったり、客としては分からなかった多くの気遣いがあるのだと知りました。従業員の方々の細やかな気遣いがあるからこそ、客として行く私たちは不快な思いをすることなく過ごせているのだと実感しました。また、私が不慣れであると気づいたお客さまが声を掛けてくださり、笑顔でありがとうと言っていただいたことは忙しい中での支えになりました。お客さまや従業員の方々のさまざまな支えがあったからこそ、無事に実習を終えることができました。インターンシップを履修するか初めはとても迷いましたが、実習を終えて以前より社会で働くことについてよりイメージしやすくなったし、たくさんの良い出会いと経験を得ることができました。新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成24年10月発行 2012年度 No.3(順不同)受入企業・団体・官庁名アークベルグループ(株)ウオロクANAクラウンプラザホテル新潟(株)エフエムラジオ新潟片山食品(株)(株)新潟グランドホテル(社)新潟県経営者協会新潟県中小企業家同友会(株)新潟総合テレビ(有)ほてる大橋館の湯ホテル朱鷺メッセ(株)「ホテル日航新潟」(株)BSNアイネット(株)グローバルネットコア(株)富士通新潟システムズ(株)新潟県農協電算センター(株)新潟日報社(株)新潟放送(株)博進堂(株)東映ホテルチェーン新潟東映ホテル新潟綜合警備保障(株)(株)第四銀行(株)北越銀行原信ナルスホールディングス(株)(株)ハードオフコーポレーション新潟商工会議所新潟県      4小林 満男(情報システム学科・教授)・(2012年7月14日)「技術士になるということ−資格取得は目的にあらず−」東京理科大学理窓佐々木 寛(情報文化学科・教授)・(2012年7月28日)「『3・11』危機と日本の政治変動――エネルギー政策をめぐって」政治学近山 英輔(情報システム学科・准教授)・(2012年6月25日〜28日)Y. Sekiyama et al., "NMR-based metabolite profiling in potato and rice 藤瀬 武彦(情報システム学科・教授)・(2012年8月22日)「青年男性における理想異性体型の年齢による違いについて」日本体育学会開研究会(中央大学多摩校舎)。技術士会第45回技術懇話会(東京理科大学)。会年報『危機と政治変動』研究会(成蹊大学)。plants", METABOLOMICS 2012(Washington, DC, USA)・(2012年9月22日〜24日)「Hill式による非線形自励力学系の近似計算」日本生物物理学会第50回年会(名古屋大学)。第63回大会(東海大学湘南校舎)。藤田 晴啓(情報システム学科・教授)2012 International Conference in Green and Ubiquitous Technology(Bandung, Indonesia)・(2012年7月8日)”A participatory web-based environmental load estimation and labeling system”, 3)講演・その他佐々木 寛(情報文化学科・教授)・(2012年7月27日)「「絆」という名のもとの人権を考える」坂井輪公民館人権講座(新潟市)。・(2012年8月9日)「新しい平和の創り方――非暴力トレーニングの可能性」新潟平和研究センター(CPSN)主催、コーディネーター・通訳(新潟市)。『毎日新聞』8月29日朝刊に掲載。・(2012年8月11日)「THINK 原発フェスタ」シンク原発フェスタ実行委員会主催、パネリスト(新潟市)。澤口 晋一(情報文化学科・教授)・(2012年6月16日)「新潟県の活断層と原発」新潟市西区大野校区ふれあい協議会(新潟市)。藤田 晴啓(情報システム学科・教授)・佐渡市平成二十四年度「大学発佐渡夢プロジェクト」優秀賞「集落能楽継承・能舞台活用による佐渡活性化 ̶羽茂小泊活性化友の会との連携事業̶ 」・朝日新聞本紙大阪本社2012年8月25日14版「太陽の神殿 修復作業始まる ペルー・マチュピチュ」日本隊メンバーとしてマチュピチュ遺跡保存修復活動が新聞報道された。    小林 裕美 インターンシップインターンシップ学外実習学外実習情報セキュリティーを体感情報システム学科3年  吉田 彰吾相手を思う細やかな気遣い情報文化学科3年

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