42
9/12

学生生活が終わり、社会へ羽ばたく時が来ました。私は4月から機械メーカーで営業職に就きます。今は世界同時不況といわれていて、大変な時代に社会へ出ていくことになりますが、長い社会人生活の土台を築くためのいい試練と考えて、仕事に励んでいきます。 また、「毎日が挑戦である」と考え、成功も失敗も次の成功につなげていきたいと考えています。そして、私の就職する会社は、海外へ製品を輸出しているので、将来は海外でも活躍できる現在までの自分を振り返ると、ある程度うまくやってきた。それは客観的ではなく主観的に。そして、あまり人がやらないことも好奇心をもって行動に移すこともあった。具体的にいえば、ヒッチハイクを一人でや               9        も、カナダから帰ってきて2年ぶりに再会すったこと。目標は九州の博多。理由はくだらない、長浜ラーメンを食べたくて。その時には、カナダでのルームメイトだった熊本大学の友達にることができた。しかし、ヒッチハイクは自分の力ではなかった。他人の力である。よう、精いっぱい努力をして日々成長できる人間でありたいと思います。 在校生の皆さん、4年間という時間はあっという間に過ぎ去ります。ですから、一日一日を有意義に過ごしてください。そうすれば数年後に社会へ羽ばたく時、後悔することなく希望を持って新たなスタートラインに立つことができます。 最後に、新潟国際情報大学のさらなる発展を願っています。4年間本当にありがとうございました。今までの学生生活を振り返ると、教養を身に付けることのできた授業や、社会の風を感じることのできたアルバイト先での経験、そして学業の集大成でありさまざまな壁が立ちはだかった卒業論文、自ら考え行動することの大切さを学んだ就職活動など、刺激と出会いに満ちた大学生活でした。時に悩み、思案に暮れることもありましたが、こうした経験の積み重ねこそが今後の人生に役に立つものだと思います。4月からは社会人の仲間入りをすることになりこれから仕事が始まる。そして、「責任」という大きな2文字が私にプレッシャーをかけ、逆にその2文字が私をワクワクさせる。今後は自分に厳しくして、自分を成長させていかなければ、いつクビになるかわからない。しないのかが楽しみである。失敗から多くを学ぶので、挑戦することを恐れず、前向きに生きていく。人生を充実したものにつくり上げ、そして私は幸せになる。ます。社会人として生活を送る上では、今までよりも大きな壁が立ちはだかります。大学での経験は、社会人として生きていく上で、壁を乗り越えるための予行練習であったように思います。その中で、先生をはじめ、友人や両親に助言やアドバイスを頂き、今日の社会に羽ばたこうとする自分がいるのだと思います。苦労や困難に耐え、壁をいくつも乗り越えることで、多少の苦労ではへこたれない強さを培えるということを4年間という時間が教えてくれました。そんな厳しい状況で、今までに得た経験がいかに通用私の大学生活の始まりは不安ばかりでした。しかし、本学で学んだ学問を通して、「知ること」の喜びを実感できたことが、徐々に自信へと変わったからです。本学で学んだ重要なことを総括的に述べれば、それは世の中のすべてが自分と何らかのかかわりを持っているということです。残念ですが、政治や経済、また環境面などで不利な立場に立たされている人々が多く存在しています。私たちの生活空間からは見えない「真実」を知ることが、とても大切なことだと痛感しま「人生って難しい。そして楽しい」―大学生活の中で、私がよく思ったことです。アメリカ留学で、慣れない日々を経験しました。つらい時を過ごしました。一方で、さまざまな人との出会いがあり、初めての体験することも数々ありました。これらの経験は、私の人生に大きな転機を与えてくれました。出会った人々から、たくさんの刺激を受けることで、それまでの自分の考えや行動が大きく変わっていきました。こうした経験を通し、難しさの中にも楽しさが潜んでいるということを知りました。その楽しさを見つけられた時、成長の速度はグンとあがり、達成感や充実感は大幅にアップしました。難しさの中に楽しさもあるということを知っていれば、これから先どんなにキツイことがあろうと、大抵のことはポジティブに乗り越えられそうな気がします。社会人という新たな世界に入っていくわけですが、そこでの難しさや楽しさを知り、乗り越え、よりよい人生を送っていきたいと思います。した。そしてこれからの抱負ですが、私は社会福祉士を目指しています。いま何が問題なのか。何が必要なのか。相談者の声を通して常に「真実」を見続け、人のために何ができつながる基礎を築くことができた本学と、教員の皆さま、そして忘れていた青春を思い出させてくれた仲間たち。これらすべてが本学での思い出であり、一生の財産です。私にとって学ぶことが多かったのは、環境サークル「NUISE」の活動でした。「国情をエコキャンパスに」と目標を掲げてサークルを始めましたが、うまくリーダーシップがとれず、活動を大きくできませんでした。自分が代表じゃなかったらもっといい活動になっただろうに…、 自分は間違っているんじゃないか…と悩み、また自分の力のなさや、組織をまとめる難しさを痛感しました。同時に、このような活動を進めるには、具体的に計画し、確実に実行する強い気持ちが必要だというるのか模索していきたいと思います。私の今後にことを学びました。この大学で得た大きなものは、「大切なのは自分がどこにいるかではなく、そこで何をするか」ということです。その意味で折れることなく自分の意思を通し続けた4年間は本当に充実していました。この4年間でもらったものはたくさんあります。これからはもらう一方ではなくて、人や社会に恩返しをしていきたいと考えています。社会に出ることは期待も不安もありますが、一人の市民として、より良い社会づくりに参加できるのを今は楽しみにしています。情情報報シシスステテムム学学科科  大大島島  大大尚尚情報文化学科 石塚 武志情報文化学科 石塚 武志情報文化学科 田中 由美情報文化学科 田中 由美情報システム学科 澁谷 貴之情報システム学科 澁谷 貴之情報システム学科 小越 裕仁情報システム学科 小越 裕仁情情報報文文化化学学科科  松松澤澤  隆隆新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成21年4月発行 2009年度 No.1挑挑戦戦すするるここととをを恐恐れれずずににアメリカ留学が大きな転機アメリカ留学が大きな転機環境サークルで充実の活動環境サークルで充実の活動毎日が試練、海外でも活躍へ毎日が試練、海外でも活躍へ壁を作って乗り越える壁を作って乗り越える「「知知るるこことと」」のの喜喜びびをを実実感感「卒業にあたって」 学んだこと・今後の抱負「卒業にあたって」 学んだこと・今後の抱負

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る