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初代学生部長大大学学のの真真価価がが問問わわれれるる時時代代にに夢夢とと志志をを失失わわずずにに        頑頑張張っってて「国際交流インストラクター事業」「国際交流インストラクター事業」本学創成期の運営に尽力正規の授業で58学生を養成   24小中高でワークショップ   赤木 敏子   渡辺  忠専門分野担当科目担当科目専門分野略 歴情報システム学科教授情報システム学科教授確立に多大な貢献をされた渡辺忠教授が、卒業式直後の3月23日、31日のご定年を目前に亡くなられました。70歳。最終の平成20年度も病を押してなお、学生を熱心に指導され、その責任を果たされました。渡辺先生は北海道大学理学部数学科卒。防衛大学理工学研究科電子工学専攻過程、上智大学大学院経済学研究科修士課程を修了。主な研究分野はオペレー長年にわたって本学の発展にご尽力された赤木敏子教授が定年を迎えられました。赤木先生は日本たばこ産業食生活研究所主任研究員などを歴任され、開学と同時に本学に就任。学生部長などの要職と、茶道部顧問なども務められました。いは晴れ渡った青空の下を、数羽の編隊を組んで朝な夕なに飛ぶ様に、日々心が癒されました。新潟国際情報大学は15年の年輪を刻み、ようやく創世記の時代を脱却しつつあります。これから本学のションズ・リサーチ。平成6年開学と同に長年勤められた防衛庁(現防時に就任衛省)統合幕僚監部分析室長をされ、創退職され、同年4月に本学開学成期の大と同時に教授に就かれました。学運営の長職)に任命され、第1回生を率いて共に充実した学園生活の環境づくりに取り組まれ、課外活動の立ち上げや学園祭(紅翔祭)の実現にご尽力されました。その後も入試実施委員長、情報センター長などの要職を歴任され、誠実さと強い責任感で厚く信頼されていました。を持って厳しさの中にも学生の将来を思う姿勢を貫かれまし春めいて、佐潟の白鳥たちは北へ旅立ち始めました。重く垂れ込めたダークグレーの雪雲の下を、ある初代の学生委員長(現学生部は本学の真価が問われる時代に入ります。社会環境のみならず、大学を取り巻く情勢が厳しい中、教員は今までのように象牙の塔にこもって研究に専念していればよい時代ではなくなりました。教育力と人間力を磨き、授業時間以外にも学生のために、今まで以上に時間を費やしてほしいと思います。そして教職員一丸となって、知識力のみならず、人間力を身につけた学生を社会に送り出すことによって、多くの人々から評価してもらえるのではないでしょうか。私は、新たな世界に向かって旅立ちますが、しばらくは他大学との共同研究や茶道部の指導のために、本学にも時々伺わせていただきます。今まで同様、よろしくお願いいたします。最後に、新潟国際情報大学のますますの発展と皆さまのご健勝を祈念いたし、退職のご挨拶とさせていただきます。た。8年間にもおよぶご闘病生活でしたが、学生・教職員の前ではそのご苦労を微塵もお見せにならず、強いご意志を持って職務を遂行されました。心からご冥福をお祈り申し上げます。(ご退職に当たり頂いていた寄稿を掲載します)百年に一度の経済危機といわれ、企業は軒並み赤字を計上し、派遺切り・正杜員の削減・内定取り消しなど深刻な状況に陥っています。卒業生諸君が無事に就職できるよう祈っています。不況の嵐の中へ船出する皆さんには厳しい現実が待っているかもしれませんが、夢と志を失うことなく頑張ってほしいと思います。大学には開学時に着任しましたから、15年間勤めたことになります。前半はともかく、後半の8年間は病気で4回の手術を受ける破目になってしまいました。聞くところによると私と同じ病気で21回も手術を受けた人もいるそうですから上には上がいるものです。教職員の方々には大変ご迷惑をかけましたし、学生諸君にも休講や補講で迷惑をかけました。あらためて深くお詫び申し上げます。お陰さまでなんとか定年を全うすることができました。今後は病気と付き合いながら気ままに生きていこうと考えています。病気をして気がついたことは「世の中には私より大きな苦痛を抱えている人がたくさんいる、それでも人間は何かしら希望や楽しみを見出して生きているものだ」ということです。どうか困難にぶつかっても深刻にならずに頑張って乗り越えてください。本学では、大学生を国際交流インストラクターとして養成し、県内の小中学校・高校に派遣して、国際理解講座を実施する「国際交流インストラクター事業」を実施しています。これは、文部科学省の大学改革推進等補助金の一つ「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」の助成を受けています。本事業の平成20年度の成果として、次の3点が挙げられます。第1に、昨年度まで課外活動として実施していたインストラクターの養成を、今年度は正規の授業科目「国際交流インストラクター演習1」の中で実施したことです。この授業でインストラクターとしての知識と技術を学び、最終的に本学では58人の学生が国際交流インストラクターとして(財)新潟県国際交流協会から認証されました。第2に、JICA(独立行政法人国際協力機構)のご協力で、8月に東京で特別合宿研修を実施し、ワークショップの技術、そして国際社会・文化に対する理解を深めたことです。2泊3日の日程で、異文化理解、紛争転換、開発協力、地球環境問題などの幅広いテーマについて集中的に研修、学生には大変好評でした。第3に、国内外のNGO団体などから招いた複数の講師による研修で得た知識と技術を、ワークショップに活かせました。来年度は、文部科学省による助成の最終年度となりますが、内容を一層充実させていきたいと考えています。 新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成21年4月発行 2009年度 No.1モデリング数学オペレーションズ・リサーチ1シミュレーション、基礎演習、情報処理演習情報処理演習U1、専門演習、卒業研究金融工学、なかでもリアルオプションについての研究。不完備情報リアルオプションによる企業プロジェクト評価。 1973年 立命館大学理工学部電気工学科卒 75年 立命館大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程終了 略 92年 株式会社情報工房代表取締役社長 歴 2000年 博士(工学、立命館大学)学位取得(9月) 08年 協和テクノロジィズ株式会社、支配人 09年 新潟国際情報大学 情報文化学部 教授統計と情報、生活統計、生活情報認知科学、情報処理演習専門演習B、卒業研究認知心理学、実験心理学人間の情報処理的側面(記憶や認知など)の特性について心理実験を行い分析。 ユーザインタフェイスも含め、人間の情報処理特性を活かしたシステムに関しての研究。九州大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了(学位取得)日本学術振興会特別研究員(PD:東北大学)2002年 福岡大学工学部電子情報工学科助手(2007年より助教) 09年 新潟国際情報大学 情報文化学部 准教授白井 健二情報システム学科 教授二瀬 由理情報システム学科 准教授同年 立石技術サービス株式会社                   5    15年におよぶ教育は、熱い心現代GP現代GP新任教員紹介平成20年度の渡渡辺辺  忠忠教教授授がが死死去去NNNUUUIIISSSををを去去去るるるにににあああたたたっっっててて

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