新潟国際情報大学

山口研究室

 

  この研究室のテーマは、 『地域と社会における情報システムの設計』です。

この写真は、山口研究室の卒論ゼミ合宿に行った時に、「日光竜頭の滝」でとった ものです。楽しい観光と緊張の発表で、思い出に残る旅でした。

 

ホームページを使って、授業や演習の教材を配布しています。

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山 口研究室ではメーリングリストを使って、お互いの研究の報告をしています。

山口研究室電子ゼミ 

研究室紹介

この研究室のテーマは、『地域と社会における情報システムの設計』です、そして、地理情報システムと行政情報システム、これがこの研究室のキーワードです。

つまり、実社会の中で、実社会や組織のために使われる情報システムを設計することが大きな目標です。

さ て、情報というものは、食べたり飲んだりすることはもちろん触ったりすることもできません。人間が日常生活とか行動をするというのは、たとえば飲んだり食 べたりするという、物理的に身体を動かすことですから、そういう人間の行動が情報というものによってどのように行われるかという問題が認識できなければ情 報化社会などというものは理解できないと思います。人間は、いわゆる五感あるいは六感というもので情報に接するわけですが、そういう情報は行動を左右する ものであるわけです。つまり、情報は人々が何らかの行為・行動をするためのきっかけや動機となり、あるいは選択して決定するために頭脳の中で使われるもの です。何らかの信号と考えたほうがいいかもしれません。こういう見方で、情報と人間の関わりを考えて行くことにしますが、個々の人間について個人個人の問 題としてではなく、地域社会とか組織とかの大きな一つの集団として、情報が日常生活や行動にどのように影響しているのかという問題を根本的なテーマにして います。

平易な言い方に言い換えれば、道路の信号機や標識などが交通をうまく流れるようにしているように、人間社会や地域社会の中で、情報という信号が人々の間を伝わって行くことによって、人々の生活や行動が便利になったり楽になったり面白くなったりしているわけです。

要するに、その信号としての情報 をどうやって伝えるか、それがどういう仕組みで行われているか、それを理解することが目標です。信号の伝わり方と言いますと、電線の中を電子が流れて行く ようなことをイメージしますけれど、もちろん、そういう電気通信、つまりネットワークの理論や技術的知識も必要ですからそのことについてもテーマの一つと して扱っています。

しかしながら、情報というものはどこで発生してどこへ流れて行くのかという、最上流から最下流までの全体を十分理解することが重要で、その上で、流れ方について考えたほうが実社会の情報化問題というものは見えて来ると考えています。

今 までこの研究室では社会における情報システムの役割や意義について、特に行政に関わる情報システムを扱って来ました。ただし、ソフトウェアやハードウェア といういわゆるコンピュータシステムとしての情報システムを分析するのではなく、そのコンピュータシステムは情報を流れさせることによって人間の何らかの 行為・行動を支援するために存在するわけですから、人間社会の仕組みとコンピュータシステムの関わりということに焦点を置いています。

具 体的にお話ししますと、役所の情報システムとは何かということで、行政におけるある一つの情報システムに着目してそのシステムは市民の生活や行動をどうし ようとしているのか、つまり意義・目的は何か、そして構造・構成はどうなっているか、課題は何か、改善するためにはどうすればいいか、という問題認識から 現場調査を行い考えます。ここでもその行政情報システムが扱っている情報の流れに注目して、最上流はどこか、最下流はどこでどのような流れ方をしているの か、その結果市民の生活や行動はどう変化するのかというような視点で研究をして行きます。

もう一つは、人間は地面の上や空間の中で日々行動し生活しているわけですから、地面や空間の情報というものは本来とても重要なものであるはずです。その地面や空間の情報を扱うための情報システムが地理情報システム(GIS) と呼ばれて来たもので、地図を電子的に処理し位置情報を中心に動くために、専門の知識・技術が必要になります。この研究室では、地理情報システムの基礎的 な理論や技術を勉強することはもちろん、現物の地理情報システムの操作方法を身につけて、そのシステムをどのように活用すればよいかということを考えて行 きます。