2024年度前期
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<注記>
2020年はコロナ禍の発生にともない本講義もオンラインでおこないました。それにあわせて内容も2019年までと大幅に変更しました。翌2021年以降は対面授業でおこないましたが、内容は2020年における変更を前提としたので、2019年以前とも異なります。2024年度は2021-23年度の内容をさらに修正して講義する予定です。再履修の方も含め、受講の際は注意してください。
<講義要旨>
人間によって継続的に展開される現象として政治を把握し、そうした政治の網の目の中で人間はどのように認識し行動するべきか、その基本的な方法について考察する。「市民」という概念の現代的意義を議論の中心としつつ、時事的な現実政治も材料としながら考察したい。そういう意味において政治学原論としての性格をもつ授業である。

<講義内容>
本ページの各項目をクリックすると、講義ノート(レジュメ)を見ることができます。受講前にプリントアウトしておくか、PC、タブレット、スマートフォンなどで閲覧できるようにしておいてください。

1 はじめに

1-1 日常世界の認識の方法について:社会についての科学は成立するか
2 政治とは何か
2-1 政治の定義
2-2 政治秩序
3 政治の認識方法
3-1 政治理論
3-2 状況・制度・組織
3-3 権力と支配

―――以上、2024年5月7日アップロード―――

3-4 権威とリーダーシップ
3-5 シンボルとイデオロギー

4 国家とは何か
4-1 国家の概念
4-2 ヨーロッパにおける古代と中世(本年度:内容変更)
4-3 近代社会(本年度:内容変更)
4-4 近代国民国家の変容:夜警国家と福祉国家
5 まとめ
5-1 民主主義
5-2 市民の政治とは何か


<成績評価方法>

講義中に指示する。

<教科書・参考文献>

指定図書: 政治学(2024年度) ←指定図書リストへジャンプ

その他の参考書については講義中に説明する。

<受講に当たっての留意事項>

本講義は全カリキュラムにおいて政治的現象を学ぶための基礎となるものである。特に「日本の政治」「日本政治史」「国際政治学」「国際政治史」などを受講予定の学生は履修しておくことが望ましい。

<学習到達目標>

各自の利害関係を前提としながらも、複雑な政治現象を科学的に認識する方法を身につけてもらいたい。好悪や損得以外にも政治を動かす原理があり、それを認識することで社会変革の可能性を責務として自覚する存在が市民である。市民となる方法を獲得することが本講義の目標である。


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新潟国際情報大学 国際学部 越智敏夫
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