ブックリスト

はじめに

このブックリストは、主に学部の1、2年生が基礎的な演習(ゼミ)を終えた後、 引き続き読書を続けてゆくための目安となるように編集されています。
原則として、それほど専門的なものでないものを選びました。 絶版と思われるものであっても、是非読んでもらいたいものは、そのまま載せてあります。 図書館等で探してみてください。また文庫で買えるものはなるべく文庫のほうをのせました。

思いつくものを片端から並べてみて、それに合わせてサブ・テーマを設定しました。 ですから、リストの中の分類はあくまで便宜上のものです。あまりとらわれず、それぞれ興味がわくところから読んでいって下さい。 どの本も、編者が心底「面白い」と思い、その後の生き方や思考に深く影響を受けたものばかりです。
かなり厳選したので、どの本も自信をもってお薦めできます。

また同時に、これらの本は、もともと編者が多くの先輩や友人から薦められ、 またかつての先生たちにそれとなく教えてもらったものばかりです。 ちょうど大学2年生の時、K先生に同様のブックリストをいただいて、 ひとつひとつ読みあさっていた時の興奮は今でも忘れることができません。
そのブックリストは今でも大切に机の引き出しにしまってあります。

読書という精神活動を通じて、個々ばらばらの経験が社会的に交流し、対話し、綿々とつみかさなっていく。
ここに、読書の最も重要な意味があると思っています。

いうまでもありませんが、このリストには掲載されるべきなのに掲載されていない本が無数に存在します。
なにしろ、編者の怠惰から、1998年にはじめてつくって以来改訂がなされておらず、 その後手に取ることができるようになった名著を含む改訂作業を怠っています。 けれども、「自己超越」と「冒険」という本当の意味での読書の愉しみにとっては、 むしろここに載っていない本があるということにこそ重大な意味があるのかもしれません。

学生諸君がこれからの長い旅の途中で、新しい本、新しい発見、新しい思想や伝統、 そして新しい世界に出会うことがあったら、是非他の人たちにもそのよろこびを伝えていって下さい。
そして願わくば、この編者にもこっそりとそれを聞かせてほしいと思っています。

 

佐々木 寛


******記号説明******

※書名の前の記号で、★は、同テーマを扱った本の中でもやや専門的だったり、 抽象的だと思われるもので、1、2年生の段階では読破するのにかなりのバイタリティを要求するものです。
はじめにこれに手を出して、理解できず、本が嫌いにならないように注意してください。

 

※書名・著者・出版社のあとの☆印は、難易度(テキストとしてどの学年で扱うのが適当なのか)をあらわしています。

-☆は、主に1年生の演習レベルで扱われるもの。内容は深くても、文章の理解が比較的容易なもの。思考のきっかけとなるようなもの。

-☆☆は、主に1年生の演習を終え、思考の愉しみをおぼえつつある学生にピッタリなもの。やや専門的・抽象的なものも含む。

-☆☆☆は、学部の3、4年の演習レベルのもの。同テーマに関する一定以上(概論程度)の知識を前提とする。
また、それがなれければ本当に「面白く」読めないと思われるもの。

-☆☆☆☆は、一定以上の思考力と知識の両者を前提とするもの。大学院でも十分使用可。
ある意味で同テーマの最先端なので、理解できればスリルは満点。挑戦の対象。

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20世紀の時代経験

◎『大衆の反逆』 オルテガ ちくま学芸文庫 ☆☆
◎『夜と霧』 V.フランクル みすず書房 ☆☆
◎『動物農場』 G.オーウェル 角川文庫 ☆
◎『全体主義の時代経験』 藤田省三 みすず書房 ☆☆

 

日本人の戦争経験

◎『きけわだつみのこえ』 日本戦没学生記念会編 岩波文庫 ☆
◎『野火』 大岡昇平 新潮文庫 ☆
◎『黒い雨』 井伏鱒二 新潮文庫 ☆

 

戦後日本とは?
◎『望郷と海』 石原吉郎 ちくま学芸文庫 ☆
◎『戦後思想を考える』 日高六郎 岩波新書 ☆
◎『戦後日本の大衆文化史』 鶴見俊輔 岩波同時代ライブラリー ☆
◎『東京漂流』 藤原新也 朝日文芸文庫 ☆

 

管理社会の構造
◎『審判』 カフカ 岩波文庫 ☆
◎『1984年』 G.オーウェル 早川文庫 ☆
◎『すばらしい新世界』 A.ハクスリー 講談社文庫 ☆
◎『華氏451度』 R.ブラッドベリ 早川文庫 ☆
◎『モモ』 M.エンデ 岩波書店 ☆
◎『管理社会と民衆理性』 栗原彬 新曜社 ☆☆☆

 

自己・個人・社会
◎『影との戦い--ゲド戦記』 U.ル=グウィン 岩波同時代ライブラリー ☆
◎『波止場日記』 E.ホッファー みすず書房 ☆
◎『故郷喪失者たち』 P.バーガー 新曜社 ☆☆☆
◎『個人(一語の辞典)』 作田啓一 三省堂 ☆

 

国家と政治
◎『国家』 プラトン 岩波文庫 ☆
◎『君主論』 マキャヴェリ 中公文庫 ☆
◎『リヴァイアサン』 ホッブス 岩波文庫 ☆
◎『市民政府論』 ロック 岩波文庫 ☆
◎『社会契約論』 J.J.ルソー 中公文庫 ☆
◎『増補 想像の共同体』 B.アンダーソン NTT出版 ☆☆

 

国家・ナショナリズム
◎『風の王国』 五木寛之 新潮文庫 ☆
◎『吉里吉里人』 井上ひさし 新潮文庫 ☆
◎『ことばと国家』 田中克彦 岩波新書 ☆
◎『トゥバ紀行』 メンヒェン・ヘルフェン 岩波文庫 ☆
◎『ナショナリズム』 橋川文三 紀伊国屋新書 ☆☆

 

生命・共生
◎『注文の多い料理店』 宮沢賢治 新潮文庫 ☆
◎『苦海浄土』 石牟礼道子 講談社文庫 ☆
◎『沈黙の春』 R.カーソン 新潮文庫 ☆
◎『スモール・イズ・ビューティフル』 E.F.シューマッハー 講談社学術文庫 ☆
◎『ラ・プラタの博物学者』 ハドソン 岩波文庫 ☆
◎『プラトーノフ作品集』 原卓也 訳 岩波文庫 ☆
◎『緑の国エコトピア』 E.カレンバック ほんの木 ☆
◎『風の谷のナウシカ』 宮崎駿 徳間書店 ☆

 

文明のオルタナティヴ
◎『コンヴィヴィアリティのための道具』 I.イリイチ 日本エディタースクール出版 ☆
◎『人間の経済』 K.ポランニー 岩波現代選書 ☆☆

 

想像力としてのSF
◎『タイム・マシン』 H.G.ウェルズ 岩波文庫 ☆
◎『鋼鉄都市』 I.アシモフ ハヤカワ文庫 ☆
◎『ソラリスの陽のもとに』 S.レム ハヤカワ文庫 ☆
◎『永久戦争』 P.K.ディック 新潮文庫 ☆
◎『アルジャーノンに花束を』 D.キイス 早川書房 ☆

 

サスペンスへようこそ
◎『寒い国から帰ってきたスパイ』 J.ル・カレ ハヤカワ文庫 ☆
◎『ヒューマン・ファクター』 G.グリーン ハヤカワ文庫 ☆
◎『ナイチンゲールの屍衣』 P.D.ジェイムズ ハヤカワ文庫 ☆

 

コミック・絵本
◎『火の鳥』 手塚治虫 角川文庫 ☆
◎『日出処の天子』 山岸涼子 白泉社 ☆
◎『マウス』 シュピーゲルマン 晶文社 ☆
◎『ブッタとシッタカブッタ』 小泉吉宏 メディアファクトリー ☆
◎『空飛び猫』 U.ル=グウィン 講談社 ☆
◎『ぼくを探しに』 S.シルヴァスタイン 講談社 ☆

 

こころ・ことば・からだ
◎『ことばが劈かれるとき』 竹内敏晴 ちくま文庫 ☆
◎『分裂病の少女の手記』 M.セシュエー みすず書房 ☆
◎『やさしさの精神病理』 大平健 岩波新書 ☆
◎『言葉と物』 M.フーコー 新潮社 ☆☆☆☆
◎『ちぐはぐな身体』 鷲田清一 筑摩書房 ☆

 

アイデンティティと青年文学
◎『されどわれらが日々』 柴田翔 文春文庫 ☆
◎『僕って何』 三田将広 河出文庫 ☆
◎『赤頭巾ちゃん気をつけて』 庄司薫 中公文庫 ☆
◎『限りなく透明に近いブルー』 村上龍 講談社文庫 ☆
◎『なんとなくクリスタル』 田中康夫 河出文庫 ☆
◎『キッチン』 吉本ばなな 福武文庫 ☆
◎『チョコレット・オーガズム』 野中柊 ベネッセ ☆
◎『ムーン・パレス』 P.オースター 新潮文庫 ☆
◎『俺様の宝石さ』 浮谷東次郎 筑摩文庫 ☆
◎『異邦人』 A.カミュ 新潮文庫 ☆
◎『青が散る』 宮本輝 文春文庫 ☆
◎『ライ麦畑でつかまえて』 J.D.サリンジャー 白水社 ☆

 

社会科学の方法
◎『方法序説』 デカルト 岩波文庫 ☆
◎『社会認識の歩み』 内田義彦 岩波新書 ☆
◎『社会科学の方法』 大塚久雄 岩波新書 ☆
★『イデオロギーとユートピア』 K.マンハイム 中公バックス(世界の名著)  ☆☆☆
★『社会学的想像力』 C.W.ミルズ 紀伊国屋書店 ☆☆☆

 

学問とは何か?
◎『学問芸術論』 J.J.ルソー 岩波文庫 ☆☆
◎『職業としての学問』 M.ウェーバー 岩波文庫 ☆☆
★『社会科学をひらく』 I.ウォーラーステイン 藤原書店 ☆☆☆☆

 

政治学入門
◎『現代政治の思想と行動』 丸山真男 未来社 ☆☆
◎『政治学への道案内』 高畠道敏 三一書房 ☆☆
◎『現代政治学入門』 B.クリック 新評論 ☆☆
◎『政治』 阿部斉/有賀弘/斉藤眞 東京大学出版会(UP選書) ☆☆

 

「政治的なもの」について
◎『職業としての政治』 M.ウェーバー 岩波文庫 ☆☆
◎『政治をみる眼』 神島二郎 NHKブックス ☆
◎『政治の発見』 高畠道敏 岩波同時代ライブラリー ☆☆☆
◎『人間の条件』 H.アレント ちくま学芸文庫 ☆☆☆
★『公共性の構造転換』 J.ハーバーマス 未来社 ☆☆☆☆
★『政治学批判』 S.ウォリン みすず書房 ☆☆☆☆

 

自由と政治
◎『自由主義の再検討』 藤原保信 岩波新書 ☆☆
◎『自由からの逃走』 E.フロム 東京創元社 ☆☆
◎『自由論』 I.バーリン みすず書房 ☆☆
★『現代議会主義の精神史的地位』 C.シュミット みすず書房 ☆☆☆

 

「冷戦後」の世界
◎『ヨーロッパ革命の考察』 R.ダーレンドルフ 時事通信社 ☆☆
◎『冷戦から内戦へ』 H.M.エンツェンスベルガー 晶文社 ☆☆
◎『国際大移動』 H.M.エンツェンスベルガー 晶文社 ☆☆
◎『サラエヴォ・ノート』 J.ゴイティソーロ みすず書房 ☆☆
◎『相対化の時代』 坂本義和 岩波新書 ☆☆
◎『戦争を記憶する』 藤原帰一 講談社現代新書 ☆

 

「地球政治」のはじまり
◎『地球時代の民族=文化理論』 西川長夫 新曜社 ☆
◎『地球政治の再構築』 S.ギル 朝日選書 ☆☆
◎『世界社会学をめざして』 栗原彬 他 新評論 ☆☆
◎『デモクラシーと世界秩序』 D.ヘルド NTT出版 ☆☆☆

 

国際政治への誘い
◎『危機の20年』 E.H.カー 岩波文庫 ☆
◎『パワー・ポリティクス』高柳先男 勁草書房 ☆☆
◎『転換期の国際政治』 武者小路公秀 岩波新書 ☆☆
◎『国際秩序と正義』 C.ベイツ 岩波書店 ☆☆☆
◎『国際社会論』 H.ブル 岩波書店 ☆☆☆

 

戦争・革命
◎『夜の鼓動にふれる』 西谷修 東京大学出版会 ☆☆
◎『戦争を考える』 R.アロン 政治広報センター ☆☆☆
◎『革命について』 H.アレント ちくま学芸文庫 ☆☆☆

 

現代政治理論
◎『現代政治の基礎理論』 松下圭一 東京大学出版会 ☆☆☆
◎『危険社会』 U.ベック 二期出版 ☆☆☆
◎『近代とはいかなる時代か?』 A.ギデンズ 而立書房 ☆☆☆

 

平和の思考のために
◎『海の沈黙・星への歩み』 ヴェルコール 岩波文庫 ☆
◎『永遠平和のために』 カント 岩波文庫 ☆☆
◎『二十世紀の戦争と平和』 入江昭 東京大学出版会(UP選書) ☆☆
◎『良心のトランペット』 M.L.キング みすず書房 ☆
◎『暴力と平和』 坂本義和 編 朝日選書 ☆☆
◎『90年代日本への提言』 J.ガルトゥング 中央大学出版部 ☆☆
◎『「殺すな」と「共生」』 小田実 岩波ジュニア新書 ☆
◎『平和学がわかる。』 アエラムック 朝日新聞社 ☆

 

安全保障のオルタナティヴ
◎『安保条約の成立』 豊下楢彦 岩波新書 ☆
◎『きみはサンダーバードを知っているか』 水島朝穂 他 日本評論社 ☆
◎『日米安保解消への道』 都留重人 岩波新書 ☆

 

思想のドラマ
◎『ハイデガーの思想』 木田元 岩波新書 ☆☆
◎『モラリストの政治参加』 杉山光信 中公新書 ☆☆
◎『復興期の精神』 花田清輝 講談社学術文庫 ☆☆
◎『思想のドラマトゥルギー』 林達夫/久野収 平凡社ライブラリー ☆☆☆
★『意識と社会』 S.ヒューズ みすず書房 ☆☆☆

 

アジアの古の教えから
◎『ブッダのことば--スッタニパータ』 中村元 訳 岩波文庫 ☆
◎『論語』 金谷治 訳注 岩波文庫 ☆
◎『意識と本質--精神的東洋を索めて』 井筒俊彦 岩波文庫 ☆☆☆

 

哲学への誘い
◎『子供のための哲学対話』 永井均 講談社 ☆
◎『経済学・哲学草稿』 マルクス 岩波文庫 ☆

 

伝記・自伝
◎『田中正造の生涯』 林竹二 講談社現代新書 ☆
◎『ひとが生まれる--五人の日本人の肖像』 鶴見俊輔 ちくま文庫 ☆
◎『告白』 J.J.ルソー 岩波文庫 ☆
◎『「アメリカ」が知らないアメリカ』 D.デリンジャー 藤原書店 ☆

 

民主主義
◎『近代民主主義とその展望』 福田歓一 岩波新書 ☆
◎『自由民主主義は生き残れるか』 C.B.マクファーソン 岩波新書 ☆☆
◎『ポリアーキー』 R.A.ダール 三一書房 ☆☆☆
◎『アメリカの民主政治』 A.トクヴィル 講談社学術文庫 ☆☆☆
◎『光の子と闇の子』 R.ニーバー 聖学院大学出版 ☆☆☆
◎『民主主義の本質』 A.D.リンゼイ 未来社 ☆☆☆
◎『思想の冬の時代に』 海老坂武 岩波書店 ☆
◎『グローバル・デモクラシーの政治世界』 内山秀夫/薬師寺泰蔵 編 有信堂 ☆☆☆

 

資本主義のゆくえ
◎『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 M.ウェーバー 岩波文庫 ☆☆
◎『資本主義の文化的矛盾』 D.ベル 講談社学術文庫 ☆☆
◎『新版 史的システムとしての資本主義』 I.ウォーラステイン 岩波書店 ☆☆
◎『反古典の政治経済学要綱』 村上泰亮 中央公論社 ☆☆☆

 

ジェンダー・セクシュアリティ
◎『セクシィ・ギャルの大研究』 上野千鶴子 カッパ・サイエンス ☆
◎『男でもなく女でもなく』 蔦森樹 朝日文庫 ☆
★『性の歴史』 M.フーコー 新潮社 ☆☆☆☆
★『親密性の変容』 A.ギデンズ 而立書房 ☆☆☆☆

 

精神分析・家族
◎『時間と自己』 木村敏 中公新書 ☆☆
◎『魂の殺害者』 M.シャッツマン 草思社 ☆☆
◎『母性という神話』 E.バダンテール 筑摩書房 ☆☆☆

 

遊び・子供
◎『ぼくは12歳』 岡真史 ちくま文庫 ☆
★『ホモ・ルーデンス』 J.ホイジンガ 中公文庫 ☆☆
◎『<子供>の誕生』 F.アリエス みすず書房 ☆☆

 

野生の思考
◎『人間不平等起源論』 J.J.ルソー 中公文庫 ☆
◎『悲しき熱帯』 C.レヴィ=ストロース 中央公論社 ☆
◎『神話と意味』 C.レヴィ=ストロース みすず書房 ☆
◎『精神と自然』 G.ベイトソン 新思索社 ☆☆☆
★『スティグマの社会学』 E.ゴッフマン せりか書房 ☆☆☆
★『ローカル・ノレッジ』 C.ギアーツ 岩波書店 ☆☆☆

 

コロニアリズムの構造
◎『ヨーロッパ人の描いた世界』 多木浩二 岩波書店 ☆
◎『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 ラス・カサス 岩波文庫 ☆
◎『イシ』 T.クローバー 岩波同時代ライブラリー ☆
◎『地に呪われたるもの』 F.ファノン みすず書房 ☆☆
★『他者の記号学』 T.トドロフ 法政大学出版局 ☆☆☆
★『オリエンタリズム』 E.W.サイード 平凡社ライブラリー ☆☆☆

 

世界・日本・アジア
◎『バナナと日本人』 鶴見良行 岩波新書 ☆
◎『日本とアジア』 竹内好 ちくま学芸文庫 ☆☆
◎『イスラム--思想と歴史』 中村廣治郎 東京大学出版会(UP選書) ☆
◎『あいまいな日本の私』 大江健三郎 岩波新書 ☆

 

まなざしの技法
◎『ベンヤミン・コレクションⅠ』 浅井健二郎 編訳 ちくま学芸文庫 ☆☆
◎『林達夫評論集』 中川久定 編 岩波文庫 ☆
◎『象を撃つ』 G.オーウェル 平凡社ライブラリー ☆
◎『ナマコの眼から』 鶴見良行 ちくま学芸文庫 ☆
◎『映画の真実』 佐藤忠男 中公新書 ☆

 

新しい知のあり方
◎『古武術に学ぶ身体操法』 甲野善紀 岩波アクティブ新書 ☆
◎『臨床の知とは何か』 中村雄二郎 岩波新書 ☆☆
◎『モダンの脱構築』 今田高俊 中公新書 ☆☆
◎『知識人とは何か』 E.W.サイード 平凡社 ☆☆

 

<自然>からの問いかけ
◎『生物から見た世界』 J.V.ユクスキュル 思索社 ☆☆
◎『知恵の樹』 H.マトゥラーナ/F.バレーラ ちくま学芸文庫 ☆☆

 

伝統・民俗・日本
◎『遠野物語』 柳田国男 角川文庫 ☆
◎『死者の書』 折口信夫 中公文庫 ☆
◎『日本の弓術』 O.ヘリゲル 岩波文庫 ☆
◎『日本的思考の原型--民俗学の視角』 高取正男 平凡社ライブラリー ☆

 

日本論の視座
◎『日本論の視座』 網野善彦 小学館 ☆☆
◎『日本の思想』 丸山真男 岩波新書 ☆
◎『私の個人主義』 夏目漱石 講談社学術文庫 ☆
◎『近代日本人の発想の諸形式』 伊藤整 岩波文庫 ☆
◎『内なる外国--「菊と刀」再考』 C.D.ラミス ちくま学芸文庫 ☆

 

日本の近代
◎『三酔人経綸問答』 中江兆民 岩波文庫 ☆
◎『「文明論之概略」を読む』 丸山真男 岩波新書 ☆
◎『維新の精神』 藤田省三 みすず書房 ☆☆☆
◎『天皇の肖像』 多木浩二 岩波新書 ☆

 

日本の政治
◎『気違い部落周遊旅行』 きだみのる 富山房百科文庫 ☆
◎『日本の政治』 京極純一 東京大学出版会  ☆☆

 

歴史・新しい歴史
◎『歴史とは何か』 E.H.カー 岩波新書 ☆
◎『クリオの顔』 H.E.ノーマン 岩波文庫 ☆
◎『猫の大虐殺』 R.ダーントン 岩波同時代ライブラリー ☆
◎『ヨーロッパ中世の宇宙観』 阿部謹也 講談社学術文庫 ☆
◎『楽園・味覚・理性』 W.シュヴェルブシュ 法政大学出版局 ☆

 

人生
◎『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎 岩波文庫 ☆
◎『後世への最大遺物・デンマルク国の話』 内村鑑三 岩波文庫 ☆
◎『生きるということ』 E.フロム 紀伊国屋書店 ☆☆
◎『人生のドラマトゥルギー』 栗原彬 岩波書店 ☆☆
◎『ラ・ロシュフコー箴言集』 二宮フサ 訳 岩波文庫 ☆

 

人間と社会
◎『エミール』 J.J.ルソー 岩波文庫 ☆
◎『幼児期と社会』 E.H.エリクソン みすず書房 ☆☆
◎『カスパー・ハウザー』 A.v.フォイエルバッハ 福武文庫 ☆

<社会>への眼
◎『国家に抗する社会』 P.クラストル 風の薔薇 ☆☆
◎『オルレアンのうわさ』 E.モラン みすず書房 ☆☆
◎『人間社会の形成』 今西錦司 NHKブックス ☆☆

 

現代社会の理論
◎『監獄の誕生』 M.フーコー 新潮社 ☆☆
◎『現代社会の理論』 見田宗介 岩波新書 ☆☆
★『システム社会の現代的位相』 山之内靖 岩波書店 ☆☆☆☆
★『現在に生きる遊牧民』 A.メルッチ 岩波書店 ☆☆☆☆

 

<今>を生きるために
◎『リアルであること』 中沢新一 メタローグ ☆
◎『貧乏は正しい!』 橋本治 小学館文庫 ☆
◎『<やさしさ>の闘い』 栗原彬 新曜社 ☆☆

 

自立する思考
◎『精神史的考察』 藤田省三 みすず書房 ☆☆
◎『<名付け>の精神史』 市村弘正 平凡社ライブラリー ☆☆
◎『気流の鳴る音』 真木悠介 ちくま文庫 ☆

 

21世紀へのヒント
◎『権力への意志』 ニーチェ ちくま学芸文庫 ☆☆
◎『人間の条件』 H.アレント ちくま学芸文庫 ☆☆☆
◎『シャドウ・ワーク』 I.イリイチ 岩波現代選書 ☆☆
◎『真の独立への道』 M.K.ガンディー 岩波文庫 ☆
★『呪われた部分』 G.バタイユ 二見書房 ☆☆

 

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