もし、わからないことがあったら、すぐに手を上げてください。私、小宮山かTA(ティーチングアシスタント)の先輩が教えてくれます。大学のコンピュータの演習では、基本的にTAが2名、ついてくれます。また、コンピュータに詳しい学生さん、あまり経験のない学生さんと、さまざまな学生さんが入学してきますが、興味や経験に応じてクラスを選択することができます。ですからはじめての方も、演習について行けないのでは、という心配はいりません! もちろん、すでにバリバリ、プログラミングを行ったり、ホームページを作成している方は、一年生から進んだクラスの授業を受けることができます。
メモ帳とブラウザは同じファイルを開いています。メモ帳で作ったファイル テキストファイルと呼ばれ、どのパソコンでも見る事ができます。そのファイルに< > < />に囲まれた記号(この記号のこと、タグ:荷札といいます)を書き加えると、あら不思議、ブラウザで見ると、文字を飾ったり、画像を張ったりできます。これで世界中の人が(インターネット使える環境にある人だけだけど)キレイなファイルを見る事ができます! これがホームページの ファイルのしくみです!
ホームページを作るとき、多くの人はカンタンに作成できるソフトウェアを使用して作成します。しかし新潟国際情報大学では、皆さんにしくみを理解してもらうために、タグを入力してホームページを作成することを学びます。
インターネットエクスプローラとかNatscape Navigatorとか、ブラウザはいろいろありますが、インターネットですから、だれも、ファイルをみることができることが大切です。そこで標準化を行っているのがW3C(World Wide Web Consortium)です。
一時期、各ブラウザのメーカーは自分たちのブラウザを使ってもらいたくて、独自の機能をドンドンつけたしました。またホームページを作る人たちも、目立とうとして新しい機能を使いました。
その結果、みんなが見られるはずのホームページが最新のブラウザを持っていないと見られないページが増えてしまいました。そこでW3Cは、新しい仕様をつくり、この問題に、対処しました。この新しい仕様のもと、さらにこのファイルを作る技術はさまざまなに発展しつづけています。
このように技術はどんどん変わっていきます。大学では技術だけではなく、なぜそのような技術が出てきたのか、どのような考えのもとでつかられたのか、背景の理論まで勉強します。さらに自分で問題点を発見し新しい提案が出きることを目指します。