見田宗介の比較社会学
〜呪術の「世界」と比較することで近代の「世界」を問い直す〜



(小宮山智志)


目次

  • 1)諸注意
  • 2)第10回〜第12回の講義の 目的
  • 3)最終課題について
  • 4)見田宗介の比較社会学


  • 1) 諸注意


     
        
    1. 「小宮山は私一人のために講義をしている。まわりには誰もいない」のだと各自が自分に暗示をかけてください。   
      (講義の内容と関係があります)   
    2. この講義では、決して声を立ててはいけません。万が一、他人の声が聞こえても全能の悪魔があなたをだましているのだと考えてください。悪魔のささやきに答えないでください。   
    3. 出席はとりません。   
    4. 配布資料・最終試験についての情報はホームページ上で公開します。   
    5. 指定教科書 なし。このページの必要部分を受講前に各自でプリントアウトして教室に持参してください。  

    2) 最終課題について


    「情報文化学部でのあなたの研究」について、以下の要領でレポートし、提出すること。
    必ずあなたの研究の「問い・仮説・研究方法・期待される知見」を明記すること。
    レポートの中であなたの研究では「情報」または「文化」または「情報文化」が、どのように定義
    されるかが 言及されていることが望ましい。

    題名  :各自がつける(採点の対象です。研究にふさわしい題名をつけてください)。
    文字数 :800字〜1200字(1200字程度では語れないという方には相談に応じます)
    用紙  :A4(手書き、ワープロともに可。しかし手書きの場合読みやすい字で書くこと)
    提出期限:7月27日午後6時
    (6月28日発表では20日締め切りでしたが1週間締め切りを延ばしました)

    提出場所:教務課前の「小宮山」のレポートボックス
    *必ず講義名・提出日時・氏名・学籍番号を明記すること

    3)目的



     “「情報文化学部」で「研究する」ことについて”考察することがこの講義の目的である。
     情報・文化に関連する新しい学問・理論を構想した2つの例(吉田民人の「社会情報学」・見田
    宗介の「比較社会学」)を紹介する。そして最後に私自身の研究について講義する。これらはい
    ずれも「情報文化学」ではない。しかし「情報文化学」を学際的研究として捉える場合でも新しい
    一つの学問として捉える場合においても、これらの研究は参考になると考えている。
     またそれぞれの研究者の生きざまを感じ、あなたのこれからの研究者としての生き方の参考にして
    欲しい。(反面教師を含む!)
     なお、いままでの講義に時々、言及する。


    4)見田宗介の比較社会学




    参考図書

    真木悠介 1986 『気流の鳴る音 : 交響するコミューン』 筑摩書房
    (真木悠介 1981 『時間の比較社会学』 岩波書店 )

    (真木悠介 1977 『現代社会の存立構造』 筑摩書房)

    (大澤真幸 1990 『身体の比較社会学 T』 勁草書房 )




    (掲載が、1時間遅れたこと、申し訳ありませんでした。
    なお講義に際、若干、内容を変更する可能性があります。了承してください。)






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