Last Update: 2002.10.10
本日の演習
- エクセルの演習で考えた内容をワードを用いてレポートにする。
- エクセルの演習で考えた内容をパワーポイントを用いて口頭発表のための資料を作成する。
Microsoft社Wordを利用してのレポートの作成
ゼミ発表原稿作成時の便利な機能
- 日付挿入
機能
日付が入ります。
手順
挿入→日付と時刻
(「自動的に更新する」にチェックすると
ファイルを開いた日の日付が自動的に挿入
されます)
*最初の行には、ページの右端に日付を入れる。
*次の行には、ページの右端に講義名または演習名をいれる。
*タイトルを必ずつける。センタリングしよう。タイトルにふさわしい書体・フォントサイズにしよう。(例:「2001年参議院選挙における真島一男氏の市町村別得票率の説明」)
*タイトルの下(全体のバランスを考えて改行を入れてもよい)に学籍番号と氏名を入れる(右寄せしよう)。
- 自動ページ番号挿入
機能
自動的にページ番号が挿入されます。
手順
挿入→ページ番号:位置・横位置を合わせる。
(位置:ページの下 横位置:中央または右)
*複数ページの資料を配布するときは必ずページ番号をつけましょう。
- 自動段落番号
機能
段落番号を設定できます。章・節・項を新たに途中で
挿入した場合、自動的に番号を振りなおしてくれます。
手順
(章・節・項のある文章が書いてあるときに)
1)表示→アウトライン
2)各章・節・項のところでクリックし「標準」と書いてある
ところの選択肢を「見だしn」に変更する。
(章:見だし1 節:見だし2 項:見だし3)
3)編集→すべて選択→書式→箇条書きと段落→アウトライン
適切なアウトラインを選択する
*章立て構成は「問い・仮説・検証・結論」とすること。
*問いの節の練習例:2001年参議院選挙における真島一男氏の市町村別得票率と第1次〜第3次従業者割合のグラフを掲載し、グラフを箇条書きで説明すること(タテ軸が割合で・ヨコ軸が市町村であること・第1次〜第3次従業者割合のグラフの増減を得票率と比較し、第[ ]産業従業者割合のグラフのみが得票率と同じく、右上がりの傾向を示していることを記す)。そしてグラフの傾向の説明を試みることを問いとして記述すること
- 表・グラフ(図)の挿入
機能
ワードにエクセルで作成した表を挿入します。
手順
1)エクセルで挿入したい表・グラフを指定し、コピーします。
2)ワードで表・グラフを挿入したい場所にポインターを持っていきクリックします。
3)編集→形式を選択して貼りつけ
(適切な形式を選択します)
*仮説の章では、仮説の因果のプロセスが明確に分かるように書くこと。論理的な矛盾がないように注意すること(エクセル編参照)。
- 文字の回りこみ
機能
図の回りに文字を配置することができます。
手順
図のツールバーのテキストの折り返しをクリックする。
- 自動脚注
機能
指定した場所に脚注番号をつけ、文末またはページの最後に脚注を記入できるようになります。また脚注を追加した場合、自動的に番号を振り直してくれます。
手順
「挿入」→「脚注と文末脚注」(挿入場所と番号のつけ方を指定します)
練習例:高齢者率、第1次〜第3次産業従業者割合の計算方法(例:高齢者割合は「各都道府県の65歳以上人口を全年齢の人口で除したもの」と定義する)。
とデータの出典(人口に関しては2000年度国勢調査報告書、選挙のデータは新潟日報ホームページ)を記しましょう。
- 検証の章の練習例1:検証方法の節では、どのような結果が示せたら仮説を採択する/棄却するのかを記述する。
- 検証の章の練習例2:検証の章の分析結果の節では、どのような分析結果(グラフ・表を含む)だったのか、その結果、どのような仮説を採択したかを記述する。
- 結論の章では、このレポートでわかったことを記述する。
練習
この授業で配布したデータ、または自分で検索したデータをもとに問いをたて、仮説を複数作成し、データで検討し、結論付けてレポートにしてください。エクセル編・ワード編に準じてください。締め切りは、11月25日(月)事務室開室時間中までです。事務室レポートボックス[小宮山]に提出してください。必ずプリントアウトしたものを提出するようにしてください。デジタルデータは各自、保存しておいてください。パワーポイント編で使用します。
Microsoft社PowerPointを利用してのプレゼンテーション資料の作成
PowerPointは口頭発表を行うときのスライドを作成するソフトウェアである。
本日は、上記で作成したレポートから口頭発表用の資料を作成する。
1)パワーポイントを起動すると新しいプレゼンテーションの作成についてのウィザードが開く。今日は「新しいプレゼンテーション」を選択する。
2)レイアウトを選択する画面が表示されるので、それぞれのページにおいて適切なレイアウトを選択する。
3)スライドの背景のところで、右クリックするとメニューがあらわれ、レイアウトの変更や背景の配色・さまざまな既存のデザインを使用できる。文字のところで右クリックすると文字の配色やアニメーションの設定ができる(説明に関係のないことはしない方がよい)。
4)基本的に箇条書きでポイントだけを記す。詳しいことは配布資料や口頭で説明する。
5)はじめのスライドはタイトル・学籍番号・氏名、以下課題・仮説・検証・結論(必要に応じてスライドの枚数を増やす)の順でスライドを作成する。
6)挿入→新しいスライドで次ページのスライドを挿入できる。
7)なお保存・編集等の基本操作はワードに酷似している。
・この頁に関する御質問は、
Send mail to komiyama@nuis.ac.jp