・11月17日(月)〜12月23日(火)までの訪問可能時間帯について
【11月17日(月)〜12月12日(金)までと12月22日(月)・23日(火)】
<予約不要で訪問可能な時間帯>:火曜日・水曜日のお昼休みに国際交流センターにいます。お気軽にお声がけください。
<予約が必要で訪問可能な時間帯>
・月曜日:4〜5時限
・火曜日:1〜5時限
・木曜日:1時限・4時限
場所:国際交流センター
・「2026年度 研究ゼミナール紹介」で記しました連絡方法(LINEまたは電子メール)でご連絡ください。ID・アドレスは2026年度研究ゼミナール紹介をご覧ください。
・【12月15日(月)〜12月19日(金)は研究室訪問をお休みします】。
・皆さんが“考える”お手伝いをさせていただけたら幸いです。特に私のゼミナールを希望していなくても、ゼミ選択・研究・大学生活・仕事・生き方など、どんなことでもご相談ください。可能な限りお答えします。
・研究ゼミナール4は金曜日3時限に、研究ゼミナール2は水曜日2時限、国際交流センターで行っています。オープンスペースですので誰でも見学自由です(入退出自由。予約不要)。
・ご見学の前後の休み時間等に先輩たちに個人的に実感をお聞きするのも良いと思います。
・4年次時には、ゼミナールが中心となると思います。するとゼミの選択とは年間の学費、つまり100万円以上の買い物かもしれません。実際に試してみて購入するのはいかがでしょうか。お会いしてお話ししましょう。ぜひ見学ください。
人々の行動や考え方を“人と人との関係(社会)”に着目して“研究”することを目的とします。 AI時代において求められる、他者の発想に触れながら自分の考えを広げ、そこから新しいアイディアを創り出す力を、協力し合いながら養います。また、同時に各自でアイディアをまとめる力・AIの間違いを見抜く力も身につけます。
各回のグループワークでの活躍(50%)と、レポートで評価します(50%)。とめる力も養います。どちらもイーブン(50%ずつ)で評価します。
希望人数が定員を超えた場合、各自の研究計画によってゼミ生を選ばせていただきます。小宮山ゼミをご希望の方は配属申請の際の提出書類の志望動機欄に必ず、研究計画をお書きください。詳しくは以下の「7.研究計画について」「8.研究計画例」をご覧ください。
教員紹介ポスターで掲載した昨年度の卒業研究を簡単にご紹介します。詳しくは、卒業研究は卒業研究データベース(本学ホームページ「在学生のページ」にリンクがあります)で閲覧できますので、ぜひご覧ください。
・ハイトーンソングが若者の難聴に与える影響
ハイトーンソングが、現代の若者の原因かもしれないという説は、とても興味深いですね。既存の研究や、データを見ながら、若者特有の難聴の原因を試行錯誤して検討してくれました。そのためとても斬新な研究になったと思います。
・若者における「推し」への愛情を高める要因に関する研究
「推し」への愛情が高い人にはどのような特徴があるのか、とても面白い問いだったと思います。分析結果も意外でした。複数の既存の研究の結果を観察結果として、多角的な視点から、仮説を考えていたからこそ、この結論にたどり着けたのだと思います。
・プルースト効果における香りとエピソード記憶との関係について
香りを伴うことでエピソード記憶が促進されるという研究でしたが、効果はあったとしても、それを実験結果で示すのは、とても難しいことです。試行錯誤を重ねた結果、とても素晴らしい研究になったと思います。
・音楽市場におけるCD売上の要因分析 〜ライブ動員数、検索行動、購入特典の影響〜
世界の市場は、配信中心になっているにもかかわらず、なぜ音楽CDが日本では売れるのか、先輩たちも扱ってきたこの謎に、購入特典という新たなアプローチで切り込んでくれました。ほぼすべてのCDが購入特典を付けるために、その種類にまで踏み込んだ研究でした。そのためとても興味深い結果となりました。ランキング100位に入るような、ライブを行い、特典がつけら得るようなある程度売れているアーティストに限定したこともよかったと思います。
・K-POP楽曲におけるBPMと曲の長さがオリコンチャート順位に与える影響
K-POPのオリコンチャート順位の変動の謎に迫る研究でした。K-POPがJ-POPよりもテンポが速い(BPM)と曲が短くなってきていることに着目して、それがSNS時代の売上に貢献しているのではないかという斬新な仮説を構築してくれました。年度ごとの変化をとらえたところもよかったですね。
・本学のサークル活動が学業成績に与える影響
本学のサークル活動が学業成績に与える影響について研究してくれました。サークルに加入した方は、そうでない方に比べて傾聴力や挑戦的姿勢を持っていて、その方々は成績が向上しているという結論となりました。一回の調査で、さまざまな要因の中で、何が変化の原因か特定することは、とても難しいです。かといってタイムマシーンで1年次にもどって調査することはできません。仮説からインプリケーションを導き出し、検証を工夫してくれました。
・少年ジャンプのバトル漫画作品における主要キャラの死亡と売上について
少年ジャンプのバトル漫画作品において、主要キャラが死亡するとコミックの売上数が向上するについて研究してくれました。単にキャラの死亡数と売上の相関を示すだけでなく、時代による変化も考慮して、結論を導き出してくれました。一見すると、死亡キャラの影響は、昭和のころの方が大きそうですが、むしろ現代の現象であることがとても興味深かったです。過去の作品から現代の作品までよくご存じだからできた研究だと思いました。
・検索データに基づいた音楽嗜好と性格の関連の研究方法の考案
新たな方法論の提案という、難しいテーマに取り組んでくれました。インターネットの検索データを用いて、音楽嗜好と性格の関連を研究してくれました。素晴らしい着眼点だったと思います。
・ポーカーの賭博傾向に関する探索的研究
検索データを用いて、オンラインポーカーをなさっている方々が、賭博に向かう傾向に関して、考えてくれました。二つのオンラインポーカーの特徴(お金をかけることにいかに結びついているか)を熟知しているからできた研究だと思います。これからもっと社会で注目されていくことになると思います。
志望理由の欄には研究計画を書いてください。 研究計画の変更は構いません。しかし常に研究計画を持っている方が大学生です。 現時点で身につけている以下の4つの能力を総合的に評価します。
研究計画書に書くことは以下のとおりです。以上の能力が読み取れるように具体性とそして論理の一貫性に気をつけて書いてください。
註:仮説の正しさを示すことはきわめて難しい。ライバル仮説と比較しライバル仮説より、自分の仮説の方がデータに適合的であることを示すことで結論付ける。それぞれの仮説から異なる結果が予測される場合について観察・実験することでどちらの仮説が正しいか判断する。チャールズ・A・レイブ,ジェームズ・G・マーチ(佐藤嘉倫[ほか]訳)『社会科学のためのモデル入門』(ハーベスト社 1991年)の第1〜3章が大変、参考になります。
志望理由の具体的な例を2つ紹介します。参考にしてください。
例1(ちなみに私の卒業論文です)
私は「なぜ現代日本において自殺者の割合に地域間格差があるのか」という問いについて研究したいと考えている。E.デュルケームの『自殺論』では、世帯人員が多い地域では自殺が少ないという命題が述べられている。しかし、現代の日本ではむしろ世帯人員の多い地域において自殺が多い傾向にある。この点を踏まえ、「家族が自殺を促進する」という仮説の検証を試みたい。
医療機関の充実度の違いや気候、疾病率などの要因を指摘した既存の仮説と対比するため、47都道府県の年齢調整自殺率を従属変数とした重回帰分析を行う予定である。家族が自殺を促進するという仮説はすでに提示されているが、私の知る限り、多変量解析を用いて世代ごとの検証を行った研究はまだ存在しない。自殺研究の疫学的知見として社会的意義があり、さらに社会学における自殺理論の検証としての意義も見出せる可能性があると考えている。
例2 2001年の卒業論文 私は「近年日本で行われ始めた幼児教育の方法である自由保育は、幼児の協調性を損なうのではないか」という仮説について検証したいと考えている。自由保育に対して疑問を投げかける研究は見当たらない。しかし、もし自由保育によって協調性が失われるとすれば、今後さらに学級崩壊やいじめといった現在の問題が増加することが予想される。自由保育の導入が進んでいる幼稚園とそうでない幼稚園を比較し、協調性を測定して検証する予定である。加えて、年齢や家族関係などの影響についても検証したいと考えている。
集まった皆さんの希望に応じて実施しています。上越市旧牧村宇津俣地区・草津温泉・伊香保温泉・片貝の花火大会、鹿児島市・指宿市の観光調査などに行きました。
一緒に人々の行動・行為についてのなぞを解くことを楽しみましょう。
書ききれていないものもあります(ごめんなさい)。また同一企業に複数名が入社・内定している場合があります(たぶん記入漏れがあります、すみません)。
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