(12) 第5章 配列 つづき
配列の応用例
5-2 多次元配列
- これまでの配列:1次元配列(データの方向が一時限、一方向)
- 多次元配列(複数の方向に広がったデータ)
5-3 素数を求める
- プログラムを工夫することで、処理手順を少なくすることができる
- List 5-15
- List 5-16
- List 5-17
- List 5-18
- List 5-19
エラトステネスのふるい
- 素数の求め方のアルゴリズム
- 2~nまでの数をすべて「ふるい」に入れる
- 「ふるい」の中で最小数(最初は2)を素数とする
- その素数の倍数をすべて「ふるい」から外す
- 2.~3.をnまで繰り返し、「ふるい」に残ったのがnまでの素数となる
- 「ふるい」を配列で表現し、「ふるい」に入れる操作をその配列の要素を1にすることにし、「ふるい」から外す操作をその配列の要素を0にすることにする
課題12
以下のプログラムを作成する。
- 大きさ10の整数型の配列を用意し、初期値として適当な値を設定しておく。それらの平均値を求め、平均値以下の個数を数えて表示するプログラムを作る。
- 大きさ1000の整数型の配列を用意し、各要素に乱数で0~999の数を代入しておく。100の位で分類したとき、それぞれ何個あるか数えて表示するプログラムを作る。
(実行例)
0以上100未満 105個
100以上200未満 98個
200以上300未満 99個
・・・
800以上900未満 101個
900以上1000未満 100個
- 5人分の学生の3教科のテストの点数を入力して、各学生の平均点数、科目ごとの平均点数、全体の平均点数を表示するプログラムを作る。2次元配列を使用し、平均点は小数点以下1桁まで表示すること。
(実行例)
学生1の教科1の点数を入力:100
学生1の教科2の点数を入力:90
学生1の教科3の点数を入力:80
学生2の教科1の点数を入力:50
・・・
学生1の平均点:90.0
学生2の平均点:68.4
・・・
教科1の平均点:95.1
教科2の平均点:88.6
教科3の平均点:76.5
全体の平均点:69.8
- 教科書のプログラムを使って、10000までの素数の個数を求めて表示するプログラムを作る。
- 「エラトステネスのふるい」のアルゴリズムを用いて、10000までの素数の個数を求めて表示するプログラムを作る。
注意事項
- 宛先はkawahara、件名は 1200xxxx処
理演習C1課題12 のように学籍番号、講義名、課題名を続けて書く
- 数字や記号は半角で、空白は入れない
- 宛先を間違えない!
- 全部のプログラムと実行結果を、ひとつのメールの本文に貼りつけて送信する
- メールの本文には、ソースプログラム、実行結果、考察を書く
- 時間内にできた所までを、メールで送信する
- 時間内にできなかった所は、次回の授業前までに出来たところまでを送信する