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教員紹介

高橋 正樹 / TAKAHASHI Masaki

所  属情報文化学部情報文化学科
職  名教授
連絡方法
学  歴1981年 中央大学法学部政治学科卒業
1990年 中央大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程満期退学
学  位法学修士(中央大学、1985年3月)
職  歴タマサート大学(タイ)客員研究員
中央大学法学部兼任講師
白鴎大学法学部非常勤講師
東京外国語大学外国語学部非常勤講師
研究分野

 現在の研究上の関心分野は政治学的な観点から二つあります。ひとつはタイを中心とする東南アジア政治経済であり、もうひとつは国家と国際的な要因との関係の理論的考察です。前者では、現在進行中のタイの政治変動を歴史的、国際的な観点から分析しています。タイでは現在、1932年の立憲革命や1958年のサリット将軍によるクーデタによって構築されたタイの政治支配層の解体の可能性をはらんだ変化が生じています。その国際的な背景は、カンボジア紛争の解決による東南アジア国家間関係の安定化とグローバリゼーションによる経済成長です。また、タイの近隣諸国外交も重要なテーマになります。たとえば、タイ政府はビルマ(ミャンマー)との経済関係強化を優先しビルマ軍事政権を容認しています。

 後者の研究では、国家を国際環境との関係から研究しています。戦争と国際システム(ウェストファリア体制)と国際経済(グローバリゼーション)という三つの国際的要因から、国家のあり方を解明できないかと考えています。とくに、グローバリゼーション時代には国家は後退したのではなく変容したのだと考え、国家の権力性を批判的に強調します。これは、日本社会の格差や福祉国家政策の後退なども視野に入れていますが、当然、タイや東南アジアの具体的な研究と密接に関係しています。

所属学会

日本国際政治学会、東南アジア学会、日本政治学会、日本平和学会、北東アジア学会、地域文化学会、日本タイ学会、アジア政経学会、日本比較政治学会

担当科目現代東南アジア論、南北問題、国際研究概論
主要業績
論文
  1. 「19世紀前半におけるバンコク王朝の政治秩序―交易港と権威交易体制―」『法学新報』第96巻1・2号(中央大学法学会)、1989年11月
  2. 「カンボジア紛争とタイ国共産党の崩壊―地域システムとタイ国家システム―」『中央大学社会科学研究所共同研究報告書』(中央大学社会科学研究所)、1997年7月
  3. 「アロンの国際関係論の認識論的検討―その自然状態を中心に―」『新潟国際情報大学情報文化学部紀要』第1号、1998年3月
  4. 「西欧におけるグローバリゼーションと国民国家―国家の脱国民国家化への視座を求めて―」『法学新報』110巻5・6号(中央大学法学会)、2003年8月
  5. 「グローバリゼーションとタイ国家論―分裂する社会、対立する言説―」滝田賢治編著『グローバル化とアジアの現実』中央大学出版部、2005年3月
  6. 「戦争、諸国家システム、国家―歴史社会学の可能性と問題点―」『新潟国際情報大学情報文化学部紀要』第8号、2005年3月
  7. 「タイの地域主義の歴史的考察―東南アジアの多層的国際秩序研究―」『法学新報』第115巻9・10号(中央大学法学会)、2009年3月
  8. 「一時的に後退するタイの民主主義―2008年12月の『隠されたクーデター』」東洋大学アジア地域研究センター編『アジア社会の発展と文化変容』2010年3月
その他タマサート大学(タイ)客員研究員(1986~1988年、1992~1994年、2001~2002年)
アメリカでの調査・研究(1995~1996年)