情報文化学科2年 今野あかり
「本当に外国で四ヶ月も生活できるのかな・・・。」そんな不安を抱いたまま、ロシアにやって来た。しかし、そんな不安とは裏腹に、毎日の生活は思ってた以上に楽しい。留学して一ヶ月が過ぎる頃には、「日本に帰りたくないなぁ・・・。」と感じるほどだった。それほど、ウラジオストクは居心地のいい町だと思う。
ここでは、何から何まですべてが新鮮。交通事情にしたって、買い物の仕方にしたって、驚かされることが多い。例を挙げるなら、信号機がとても少ないこと。日本で6車線ぐらいある大きな道路でも、横断歩道があるだけなので、そこを渡るしかない。始めはあんなに驚いていたのに、今ではスタスタと渡れる。また、こっちにはデパートの他にも市場が多くあり、よく店員のロシア人や中国人に話しかけられる。そういう時にこそ、授業で習ったロシア語をそのまま使えるので、今まで以上に勉強を楽しいと感じられる。"言葉"は実際に使ってからこそ、実になり、価値のあるものになると思う。学生のうちにそんな経験ができて、自分は幸せだなぁ・・と思った。また、人の温かさをすごく感じる。何かあると、周りの人にいつも助けてもらっている。すごくありがたい。
実際にロシアに来て改めて思ったのが、ロシア語を選択して正解だったということ。ロシアに留学して本当に良かった。本当に。この留学プログラムがなかったら、絶対に来る機会はなかっただろう。今回の留学に賛成してくれた両親に対して、感謝の気持ちでいっぱいだ。その分、残りの二ヶ月を今まで以上に充実させたものにしていきたいと思う。
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情報文化学科2年 伊豆野裕一
留学が始まってもう2ヶ月になる。ロシアでの生活にも慣れて、私生活でも余裕が出てきた。留学に行く前は、楽しさと不安が半々であったが今はもう不安も消え、毎日が新しい出会いであふれている。ロシアに限らず留学するということは、人間として成長することができるよい機会となる。日本語を話せない人に積極的にコミュニケーションを試みたり、各国独自の行事へ参加するなど、現地でしかできないことに挑戦し、体験できる。これは日本にいてはかなわないことである。他にも日本にいてはできないことがたくさんある。現地の人とのコミュニケーション、同年代の外国人との出会い、日本を外から見ることができる、日本が世界に誇れることがわかるなどである。自分自身も日本の誇れるところや、改善したほうがいいところに気づかされた。また、日本で勉強するよりはるかに言語が身につく。毎日、その地域の言語に触れることで驚くほど言語が身につく。あと2ヶ月で留学は終わってしまう。今できることは、一日一日を大切に、そして充実したものにするために思いっきり生きることである。何事もやってみなければわからない。留学にきてマイナスになったことはなにもない。とりあえず留学して、現地の文化、習慣、人に触れてみなければ何もわからない。余裕がでてきた今だからこそ今まで以上にいろんなことに参加し、挑戦・体験をしてみるつもりだ。 |