学部紹介


慶煕大学校

私の留学体験記 【 情報文化学科3年 五十嵐 尚央 】

 2012年8月31日から2013年2月28日までの約半年間、韓国ソウル市にある慶熙大学校へ留学してきました。留学を決めたきっかけは、高校のときにK-POPに興味を持ち、韓国語を勉強して、韓国人の友人を作り、韓国の文化を学びたいと思ったからです。留学前は、期待もありましたが、不安のほうが大きかったです。日韓関係は良いとは言えず、日韓では様々な問題があり、報道や韓国の文化や歴史の勉強を通して不安な気持ちと怖い気持ちがありました。しかし、実際に韓国留学を終えて、日本人が差別されたりということはありませんでした。韓国の人たちは親切な人が多く、私達が日本人だとわかると、などとても親切な人が多かったです。そのおかげで、私の留学生活はとても充実したものになりました。

授業

 私は半年留学したので、秋学期で初級2、冬学期で中級1を勉強しました。秋学期も冬学期も、午前9時から午後1時までの1コマ50分の授業を4コマ受けていました。秋学期は午後2時から4時の2時間、韓国の文化や歴史などについて勉強しました。授業はすべて韓国語で、はじめの頃は理解するのにとても苦労し、心が折れそうになりましたが、日を追うごとに少しずつ理解できるようになりました。先生方は、みんな優しく、わからないところはゆっくり丁寧に教えてくれ、勉強面だけでなく、生活面のアドバイスなどもしてくれました。

 秋学期、初級2では1日文法を1~2つ習い、1課が終わるごとに単語テストがありました。冬学期、中級では初級2のときに比べ、1日に習う文法の量も単語もとても増えました。難しさも増し、毎日とても疲れましたが、先生に分からないところは何度も質問し、最後まで頑張ることができました。

クラス

 秋学期のクラスは、日本人と中国人が多かったです。妊娠している人や結婚している人、私より10個以上歳が離れている人など様々いて、最初は仲良くなれるかとても不安でしたが、数日後には少しずつクラスメイトと話せるようになりました。私たちのクラスは静かなクラスでしたが、とても仲のいいクラスでした。最後のほうの日には、ほぼ毎日クラスメイトと遊んでいました。心残りなのは、もっとはやくからみんなとたくさん遊んでいればよかったなということです。

 冬学期のクラスは日本人が私を含めて2人しかおらず、秋学期のクラスに比べ、様々な国の人たちが集まったクラスでした。初日からとてもにぎやかなクラスで、授業は難しかったですが、毎日楽しかったです。クラスメイトとは、お互いの文化や生活についてたくさん話をしました。私にとっては当たり前ではないことなど、文化の違いについての話は不思議に思うこともたくさんありましたが、とてもおもしろかったです。冬学期のクラスでは、クラスメイトでご飯を食べに行ったりなど授業以外でもよく会い、遊びました。さらに、クラスの数人で、慶熙大学校のジャンパーを作ったので、ずっと大事にしていきたいです。

日常生活

 私は大学の近くにあるリーダーベリーという寄宿舎で生活していました。寄宿舎のおばさんはとても優しい人で、会うたびに声をかけてくれました。

 休日には買い物をしたり、観光をしたりなど出かけることが多かったです。特に東大門など市場のようなところで買い物をするときには、お店の人とたくさん話をすることが出来たので、とてもおもしろかったです。

 私は日常生活の中で1番の失敗は携帯をなくしたことです。友達とお酒を飲みに行ったときに携帯を無くしてしまいました。携帯のカバーの中に銀行のカードも入っていたので、無くしたときはどうすればいいか分からず、ただ泣いているだけでした。一緒にいた友達にもたくさん迷惑かけてしまいましたが、近くにいた韓国の人も私の携帯を一緒に探してくれ、銀行のカードは韓国の友達に再発行してもらい、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました。結局、携帯は見つかりませんでしたが、みんなとても親身になってくれたので、とてもうれしかったです。、申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいでした。

韓国人との繋がり

 私は秋学期のときに慶熙大学の大学生のトウミ(大学側が外国人留学生のために、韓国人大学生を紹介してくれる制度)がつきました。トウミは1週間に5時間、韓国語の勉強や韓国生活のお手伝いをしてくれました。私のトウミのウナさんは日本語がとても上手な人だったので、わからない韓国語があると日本語で丁寧に教えてくれたり、韓国の文化についてもたくさん教えてくれました。ウナさんは日本語が上手でしたが、できるだけ韓国語で話し、日本語はあまり使わないようにしようと最初に約束しました。最初は日本語ばかりで話してしまいましたが、少しずつ韓国語でも話せるようになり、韓国語上手になったねと言われたときはとてもうれしかったです。

 ウナさんは私がしたいこと、行きたいところにたくさん連れて行ってくれました。韓服を着に連れていってくれたり、釜山旅行を一緒にしたりなど、様々な体験をすることができました。冬学期はトウミはつきませんでしたが、ウナさんと何度も遊び、トウミ以上の友達になれたと思います。日本に帰っても連絡を取り合っているので、また韓国に行く機会があったら、必ず会いに行きたいです。

食事

 韓国料理は辛いものが多く、私は辛い食べ物が苦手だったので、食べられないものが多くありましたが、韓国で生活する中で辛いものも少しずつ食べられるようになり、今ではキムチチゲやプデチゲなど辛いものが好きになりました。辛いものの他にも、韓国にはおいしいものがたくさんありました。私は特に、パジョン、トェンジャンチゲ、ジャージャー麺などが好きでよく食べに行きました。

留学を通して

 留学の初めのころは、文化の違いに戸惑い、言葉も全くわからず、不安で日本に帰りたいと毎日のように泣いていました。でも、韓国語がすこしずつわかるようになって、友達がすこしずつできると、毎日楽しく充実した日を送ることができました。そして帰国の日が近づくにつれ、帰りたくない、もっと韓国にいたいという気持ちになりました。こんなに充実した生活を送れたのは、友達、トウミ、先生方、私達のお世話をしてくださった人たちのおかげだと思います。大変なこともたくさんありましたが、周りの人たちに助けられながら留学生活を過ごすことができました。周りの人たちへの感謝を忘れずに、これからも一生懸命韓国語を勉強して、お世話になった人たちに会いに行きたいです。韓国で出会った人たちとはFacebookやカカオなどで連絡することができるので、これからも仲良くしていきたいです。

 私は韓国が好きで留学に行きましたが、留学を終えてさらに韓国が大好きになりました。韓国の文化を直接体験でき、知らなかったこともたくさん知ることが出来ました。本当に留学に行ってよかったなと思います。留学を通して、韓国だけでなく、他の国のこともすこし知ることができました。本当に多くの人と出会い、たくさん話し、私の価値観がすこし変わった気がします。これからも韓国語を勉強しながら大好きな韓国について勉強していきたいです。