68<制度の概要> 日本技術者教育認定制度は、大学において技術者の基礎教育を行っているプログラム(学科やコース)を認定する制度であり、その認定団体として1999年11月に日本技術者教育認定機構(JABEE : Japan Accreditation Board for Engineering Education)が設立されました。設立の目的は、認定基準を満たしていると認定された技術者教育プログラムを公表することで、認定されたプログラムの修了生が、将来技術職等に就くために必要な教育を受けていることを社会に知らせることです。したがって、JABEEによる審査は、教育プログラムの内容や質を保証するためのものであり、大学の提示する教育目標が、JABEEの要求する教育成果を含み、国際的な同等性を満たしているかどうかがチェックされます。 情報システム学科では、情報および情報関連分野における教育内容について、2007年11月にJABEEによる審査を受け、2008年5月にJABEE認定を得ることができました。また,2018年10月に日本技術者教育認定機構によるJABEE継続審査を受け、2018年4月から6年間の継続が認められました。その結果、認定されたプログラムの修了生にはJABEE認定プログラム修了書が交付され、文部科学省令で定める技術士資格第一次試験免除の優遇措置が与えられるとともに、JABEE認定プログラムの修了生であることによる社会的評価が得られます。
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