学生便覧2017
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する制度になっています。担当教員の専門分野等を参考にしてそれぞれのゼミを選択してください。2)ゼミの目的 1年次の「基礎ゼミナール1・2」の目的は、学生がゼミ教員の指導の下での勉学と討論を通じて、広く社会の諸問題に対する関心を深め、あわせて読む・書く・聞く・話すといった基本的な学修作法を修得することです。 2年次以降の「国際研究ゼミナール」では、学修作法のさらなる修得のほか、担当教員が学生の関心を尊重しながら各専門の観点に基づいた研究指導を行ない、これによって学生が課題を発見し、さらにその課題を解決していくための姿勢と方法を学ぶことを目的とします。2年次の「国際研究ゼミナール1・2」はとくに学生の問題関心や課題の発見を促し、3年次以降のゼミでの専門的な研究へと橋渡しするねらいがあります。3・4年次のゼミは担当教員の専門的な指導のもと、ゼミメンバーと問題を共有しつつ各自の研究を深め、その成果として卒業論文の作成を目指します。3)ゼミ選択と履修の方法 ①「基礎ゼミナール1・2」(1年次ゼミ) 入学時のガイダンスで担当教員が各ゼミの説明をします。それを参考にして希望の教員を選んで下さい。学生の自主的選択を尊重しますが、人数の関係で第一希望のゼミに入れない場合もあります。選択方法については、入学ガイダンス時に説明します。 ②「国際研究ゼミナール1・2」(2年次ゼミ) 「国際研究ゼミナール1」の選択は1年次後期、「国際研究ゼミナール2」は2年次前期に実施します。2年次後期に派遣留学に参加する学生は留学先の大学で履修した単位のうちの2単位を「国際研究ゼミナール2」に振り替えます。 ③「国際研究ゼミナール3・4・5・6」(3・4年次ゼミ) このゼミは同一の担当教員のもとで2年間継続して行なわれます。4年次には「国際研究ゼミナール5・6」と並行して、同じ教員のもとで卒業論文の作成に取り組むことになります。ゼミ選択は、3年次の前期(4月)に実施します。卒業論文については次節を参照してください。 国際文化学科では卒業論文の提出が必修となっています。卒業論文はゼミを中心とした大学4年間における勉学の集大成です。学生はゼミ担当教員による卒業論文指導の過程で自分の取り組むべき課題を明確にしつつ、自ら論題を設定して研究に取り組み、その成果を1つの論文にまとめます。卒業論文指導は4年次に行なわれますが、その途上においては、以下に示したように卒業論文中間発表会(後期提出の場合は秋、前期提出の場合は初夏)での報告が、また卒業論文の提出後には最終報告会を受けることがそれぞれ義務づけられています。なお、科目としての「卒業論文」には4単位が認定されます。61国際文化学科カリキュラム5.卒業論文

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