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学生生活上の注意 誰でも信仰の自由はありますし、すべての新興宗教が悪いわけではありません。しかし、これらの反社会的な団体の教義や行動は、信者本人の人格破壊、信者と家族や友人との人間関係の破壊、信者と社会との関係の破壊を招く場合があります。カルト集団はあなたの大学生活やその後の人生を台無しにしかねませんから、以下のことに十分気をつけてください。 □勧誘活動の特徴 ・ キャンパス内では、カルト的宗教団体(及び、その信者)であることを言いません。 ・ キャンパス内などで携帯電話の番号やメールアドレスなどを交換した後は、頻繁に「遊べない?」などと連絡を取ってきます。メールだけでなく、電話が来ることもあります。 ・ 指定された場所に行くと、勧誘者とその友人(先輩など)と称する者から宗教の話があった後、断れない雰囲気を作り、言葉巧みに団体の施設(「会館」などと呼ばれる施設)へと誘導する。□被害にあわないために ・ 「名前」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」などの個人情報をむやみに教えないようにしましょう。 ・ 関心のないことは、話を聞かずにはっきりと断る。原則無視を貫いてください。あいまいな返事をしていると、いつまでも付きまとわれます。 ・「会館」などと呼ばれる団体の施設には、決して行かないこと。□おかしいと思ったら/被害にあったら ・ カルト的宗教団体から被害にあったときは、一人で抱え込まないでただちに、学務課または学生部委員に相談、もしくは報告してください。 ・ 学内でカルト的宗教団体の勧誘活動を見かけたり、友人が勧誘を受けた場合も学務課または学生部委員に相談・報告してください。   学務課 TEL025-239-3111㈹/E-mail:gakumu@nuis.ac.jp DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、夫婦など親密な関係の人に対してふるう暴力のことです。DVは結婚している大人たちだけの問題ではありません。若い人たちの間でも起こっています。この若い人たちが交際相手に対してふるう暴力を「デートDV」と言います。 若い人たちの間では、男女交際を始めたり、親密な関係になったりすることでDVが始まることが多いようです。身体への暴力だけが暴力ではありません。暴力の種類はさまざまで、相手を怖がらせたり、傷つけたりして自分の思いどおりに動かそうとするすべての態度・行動がDVです。 また、DVは年齢・職業・学歴などはいっさい関係なく、どんな人でも加害者や被77●デートDV(ドメスティック・バイオレンス)

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