学生便覧2014
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生活ガイド国民年金国民年金・国民年金には、次の年金給付があります。 国民年金は、老齢、障害または死亡によって国民生活の安定が損なわれることの防止を目的とした公的年金制度の中心となる制度で、日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人が加入しなければなりません。 20歳になったら、学生も国民年金の加入者になります。住所地の市町村の国民年金担当窓口(第3号被保険者に該当するときは、配偶者の勤務する事業所)で加入手続きをしてください。・国民年金の加入のしかたは、次の3種類に分けられています。第1号被保険者学生、農業・自営業者など老齢基礎年金65歳になったとき 第1号被保険者が納める国民年金の保険料は、月額15,250円(平成26年度価額)です。 保険料は、社会保険庁から送られて来る「国民年金保険料納付案内書」で納めます。預金口座から自動引き落としされる「口座振替」や一定期間分まとめて納めると保険料が割引される「前納制度」などもあります。(平成20年2月よりクレジット払の受付も開始されております) また、学生には、申請して承認を受ければ在学中の保険料が後払いできる「学生納付特例制度」があります。対象となるのは、大学・大学院・短期大学・専修学校などに在学する学生で、本人の所得が118万円以下の場合です。申請書は、住民票のある市町村の国民年金担当窓口に提出します。年度ごとの提出が必要です。 学生納付特例期間中の障害や死亡といった不慮の事態には、障害基礎年金または遺族基礎年金が支給されます。ただし、この期間は老齢基礎年金の資格期間には算入されますが、年金額には反映されません。10年以内であれば保険料を納める(追納)ことができますので、満額の年金を受け取るためにも、卒業したら忘れずに追納しましよう。 詳しいことは、お住まいの市町村の国民年金担当窓口または最寄りの社会保険事務所にお尋ねください。第2号被保険者会社員や公務員障害基礎年金病気やけがで障害が残ったとき第3号被保険者第2号被保険者に扶養されている配偶者死亡した加入者に18歳未満の子がいるとき遺族基礎年金  89●20歳になったら国民年金8

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