学生便覧2014
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生活ガイド海外渡航に当たっての注意海外渡航に当たっての注意 派遣留学制度、海外夏期セミナー、個人的な短期・長期留学及び海外旅行も含め、海外渡航を行う際は、下記の点に留意してください。 また、海外に渡航する場合は、出発する1週間前までに「海外旅行日程届」(103ページ参照)を学務課へ提出してください(派遣留学制度及び海外夏期セミナーにより渡航する場合は不要)。 留学先や渡航先では、衛生管理及び安全管理に関して、「大人」としての行動を取るよう自覚してください。非常識な行動によって、もし万が一にもアクシデントが発生すると、本人、本学のみならず、渡航先関係者、留学先の大学、相手国にも大変迷惑をかけることになり、来年以降の渡航が許可されなくなることも想定されます。 渡航に当たっては、事前の情報収集も心がけてください。外務省のウェブサイトでは、各国ごとに海外渡航者への情報が随時更新されています。このウェブサイトを利用して、渡航前には必ず渡航先の情報に当たっておいてください。 外務省海外安全ページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/) 外務省海外安全相談センター TEL03-5501-8162 帰国時の対応として、もし入国時に体調不良(発熱や下痢症状)があれば、必ず空港の「健康相談室」(検疫所)で相談するようにしてください。治療などは行われませんが、症状を判断して医療機関受診の要不要を指示してくれます。 また、海外から国内に持ち込めるものには制限があります。渡航先貨幣の総額、物品、動植物など、空港内にも案内があります。法令遵守への高い意識が、大人としての学生に求められます。 帰国時に体調不良を感じた場合、少しでも早く対応すれば、本人の症状を軽減することができます。感染症の場合は、不特定多数への二次感染も防止でき、家族や友達やアルバイト先の方々に迷惑をかけずにすむこと、これらのことをしっかりと認識しておいてください。特に、引率教員が一緒にいる場合、体調不良については必ず相談して、その指導に従って、空港の健康相談室を訪れるようにしてください。 感染症には潜伏期間があることを意識しておいてください。入国時は健康でも、数日を経て発症することがあります。帰国後、1週間から10日の間に体調不良を覚えたら、直ちに行動範囲を制限するとともに、アルバイト、特に食品関係、接客関係のア84  1.衛生安全管理2.帰国時の対応3.感染症の対応6

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