学生便覧2014
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学修ガイド大学における学修大学における学修 大学における学修44は、高校までの学習44とは自由度と専門性において大きく異なっています。基本的には自主的な学修意欲と自己責任にしたがって行動する必要があります。また学修内容も単なる知識伝授型の「暗記もの」ではなく、正解のない、学生自身が設定する課題について自ら研究することが主になります。また、大学では学ぶ内容が深くなります。この専門性は、前述の各学科の教育目的にしたがったカリキュラムに示されています。学修ガイドと講義概要をよく読んで、カリキュラムをよく理解したうえで大学での学修計画を立てて下さい。 本学は、4月上旬から始まる「前期」と9月下旬から始まる「後期」の2学期制を採用しています。この2学期制の各学期をセメスターといい、すべての授業科目がセメスター毎に終了し、単位認定がなされます。これをセメスター制といいます。 大学での学修は、一定の単位を取得することによって卒業資格を得る制度になっています。本学では両学部とも、最低4年間で126単位を修得することが卒業要件となっています。単位とは学修の量を数字で表したものです。授業とその準備にかかる時間を合わせて45時間の学修量をもって1単位とするように定められています。たとえば本学においては、講義科目とゼミナール科目は15時間の授業で1単位になっていますので、それに対して30時間の授業外の学修を学生に求めています。 単位数はそれぞれの科目によって異なり、本学の単位算定基準は、学則第29条の規定に基づき次のようになります(150ページ参照)。1)講義科目については、15時間の授業で1単位となります。1コマ(90分)を2時間として数えますので、毎週1コマ授業を15週(半年)行って2単位となります。2)ゼミナール科目についても、15時間の授業で1単位となりますので、1コマ(90分)2時間として15週(半年)行って2単位とします。3)外国語科目、演習科目、保健体育科目については、30時間の授業で1単位となります。したがって、毎週1コマ(2時間相当)を15週(半年)行って1単位とします。4)実習については、45時間の実習をもって1単位とします。5)卒業論文については、それに必要な学修等を考慮して4単位とします。8  1.セメスター制2.単位制度3.単位の数え方1

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