第4回 国際理解セミナー
新潟国際情報大学国際交流委員会では、下記のとおり第4回国際理解セミナーを開催します。
多数のご参加をお待ちしております。
スロヴァキアと台湾―ひとつの比較社会論
アメリカの社会学者による世界諸国民の価値意識調査で、スロヴァキア人にいちばん近かったのはチェコ人でもハンガリー人でもなく、台湾人でした。このことに興味を持って両者の歴史的体験とそこではぐくまれた文化を探っていくと、常民と民族と国家の関係、およびその関係の作られ方が見えてくる気がします。この点を問題意識の基底に据えながら、両者の社会と文化と人びとの生きざまについて、私自身の現地での生活観察をふまえてお話していきたいと思います。話のおもな筋はスロヴァキア人と台湾人を比較しながらアイデンテイテイ形成の過程を軸とし、@常民が民族になるとき、国民になるとき(とくに言語、音楽、英雄伝説の形成過程)、A近隣強国の圧力下で常民が、そして国民が生き延びる術(すべ)、B体制転換の常民社会にとっての意味、Dグローバル化のなかの社会問題、という流れで構成したいと考えます。なお、話は私自身が現地で受けた強いカルチャー・ショックに発し、現地で集めた見聞情報に多分に拠っています。それに独断的な解釈が入ると思われますので、皆様からのコメントをお願いいたします。
○日時: 平成21年1月28日(水) 15時〜16時30分
○場所: 国際交流センター セミナールーム1・2
○講師: 石川晃弘 氏 (1938年生)
中央大学名誉教授、台北・東呉大学客員教授、スロヴァキア・プレショウ大学名誉博士。
関連著書
「スロヴァキア熱―」(海象社 2007年)
「東ヨーロッパ―人と文化と社会―」(有斐閣 1991年)
「くらしのなかの社会主義-チェコスロヴァキアの市民生活-」(青木書店 1978年)
[2009年1月15日]
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